最近は、朝8時半頃には事務所に入り午前中は集中して仕事をし、お昼は中抜けして仔猫にミルクをあげに行く。ミルクを飲む合間に、まだひとりでオシッコが出来ないので、お湯で湿らせたティッシュで下半身をポンポンしてオシッコをさせてあげる。クッキーなどで軽食をとった後、再び事務所に戻ったり、相談者のお話を聞いて現場を見に行ったり話し合ったりして、夕方は『まんが図書館』を開けて子どもたちに本を貸出したり訪ねてきた方の話を聞いたりする、といった毎日になっている。

これまであまり肩が凝った経験のない私だが、ここのところ凄い肩凝りを感じているのは、慣れない仔猫のミルクあげが原因だろうか。そう考えると、赤ちゃんを育てている女性の苦労がほんの少しだがわかる気がする。赤ちゃんを育てるということは並大抵のことではない。

猫というよりハム太郎みたい

ミルクもずいぶん自分から飲むようになってくれた
日々成長している

飲んだらポンポンしてオシッコを

猫愛護員さんから託されたこの子も元気
少しずつ人に慣れてくれている
一歩一歩前進している感じ

仔猫たちは、なりみけさんと共に頑張ります。
季節的に、これから仔猫がさらに増えるだろうなぁと思う。猫好きで保護もできる仲間が増えてくれることを期待したい。

先日、まんが図書館にやって来た高校生が、野良猫を見つけてもエサをあげたらダメなのかな?と聞いてきたので、あげて良いんだよ、お腹が空いてそうならあげてやって、と答えた。確かに、野良猫にエサをあげるな、という方々がいる。それはそれなりの理由があるのだろう。でも、猫愛護員も含め私たちは、痩せ細った猫がいたらエサをあげる。エサをあげて慣れてきたら保護して不妊手術をする。エサをあげるなという人たちは、猫を餓死させて数を減らそうとするが、私たちは空腹の猫にエサをあげながら、もうこれ以上数が増えないように不妊手術をして数を減らそうとしている。どちらが猫にとって良いのだろうか、そう言った話を子どもたちにもしている。何が正しいのかは、各々の信念で決めれば良いことだと思うが、例えば仲の良い人が、野良猫が空腹そうでもエサをあげてはいけない、と言っているのを聞いたら、私は酷く悲しくなると思う。

成田市 市議会議員
星野慎太郎