最近、TVや会話の中で、カタカナのような英語を聞くことが多い。例えば「エビデンス」。数年前、ある人が会話の中で「エビデンスが無いんですよ」と言っているのを聞いて(エビデンス?なんじゃそれは?)と思った。昔、大学受験の勉強をしていた時、英単語連想記憶術という本で習った evidenceのことか?確か「海老がダンスする証拠」とあったので面白くて頭に残っている、エビデンス=証拠?とビックリしたのが最初で、その後もエビデンスという言葉をよく聞くようになったが、今でも聞くたび心の中で(それ「証拠」じゃダメなんかい!?)とツッコミを入れている。もちろん自分では使うつもりはない。

もしかしたら、proof(決定的証拠)と区別してevidence(根拠的証拠)というように使っているのかもしれないが‥‥どちらも「証拠」で良いではないか。

他にも、今日初めてTVで聞いた「モメンタム」というカタカナ言葉。意味は「勢い」だそうだが、なぜ日本語で「勢い」では駄目なのか、よくわからない。先日は「コンセンサス」(合意)という単語も聞いた。「スキーム」(計画・構想)も使い易い言葉なのか、よく耳にする。違和感はある、がそれなりに勉強にはなる。

少し調べてみると、『日本語で言ったほうがいいと思う「カタカナ語」TOP10』というものがあった。エビデンスが第3位に入っており、同じように感じている人はいるようだ。

日本語には適訳が無い言葉であったり、海外で研究・勉強・仕事を長年してきた人が使い易さでこういったカタカナ語を使うのは理解できるが、そんな経験もない人がカタカナ語を使っているのを聞くと、(それ日本語じゃダメなんかい)と心の中でツッコミを入れたくなる。

これからもそういう心の中でのツッコミを自身で楽しみつつ、まだ聞いたことのない新しいカタカナ語を聞くことを客観的に楽しみにしたいと思うw

成田市 市議会議員
星野慎太郎

公津の杜もりんぴあの装飾センスが素晴らしい
(写真と本文には何のリレーションもありません)