今日は、朝5時台の電車に乗り
山梨県の身延山を訪問してきました。
以前、亡くなった祖母は日蓮宗を信仰していました。
私は小さい頃からよく 函館市五稜郭の祖父母の家に預けられ
物心つく前から、祖母が朝夕あげるお経を聴いて育ったので
不思議なモノで、今でも「方便本第二」と「方便本第十六」はほぼ暗唱できます。
祖母は、お経を唱えていると、時折 親戚や知人の姿が仏壇に映り、
心配になって連絡をしてみると、病気で倒れていた、ということが何度もあったそうです。
私は日蓮宗ではありませんし、特定の宗教を信仰していませんが
今日は 久遠寺の中でお経を暗唱していました。
また、昨年暮れに亡くなった、
私のことを小さい頃から我が子のように可愛がってくれていた函館の叔父が
生前、私に
「慎太郎、いつか、おふくろ(私にとっては祖母)がよく行ってた身延山に一緒に行くべ」
と言っていたので、応援してくれていた選挙の当選報告と、祖母と叔父の供養も兼ねて、行って参りました。
正直、議会前の一般質問の原稿作成もあり非常に慌ただしいさなかでしたが
もうずいぶん前から、なぜか6月3日の 今日この日と決めていました。
行ってみて、まさに今日で良かったと実感できました。
身延山久遠寺 すんごい階段でした
本堂の天井に描かれた龍を見上げつつ
祖母と叔父に語りかけてきました。
山梨は今日、28℃以上の気温でしたが
御山の上は、とても気持ちの良い風が吹いていました。
緑が色鮮やかで、とても清々しい気持ちになれました。
涼やかな風を受けながら
私も 自身の利益のためではなく、
困っている人のために
今後も生きていこう、と改めて決意できました。
私は目に見えないもの(の存在)を強く信じています。
むしろ、
お金や物質よりも、目には見えないものこそ
人生には大切で 重要なものだと考えています。
ほぼ一日を使いましたが、今日はとても良い旅路となりました。
不思議な体験もさせていただきました。
ありがとうございました。
成田市 市議会議員
星野慎太郎