犬の体調不良のサイン、あなたはちゃんと気づけていますか?犬の身体を学ぶ8つの「系」 | 犬のための手作り食[ぐり通信]公式BLOG

犬の体調不良のサイン、あなたはちゃんと気づけていますか?犬の身体を学ぶ8つの「系」

こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

さて、今日は前回のメールで予告した通り

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●犬の身体の基礎知識の学び方

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についてお話しします。

 

一歩突き抜けた愛犬のケアを考えたい、という場合、表面的なノウハウだけを学んでもあまり意味がありません。

 

表面的なノウハウ、というのは例えば、

「●●を食べると健康になる!」

といった、特定の食品のみを食べることで健康になるとか、病気が治る、といった情報を指します。

 

犬も人間もそうですが、なにか単独の食べ物や栄養素だけで健康が作られるほど単純ではありません。

私たちの身体は「複雑系」です。

特定の食べ物とか、栄養素だけで健康になれるほど、単純にできていません。

じゃあ愛犬の健康管理については何を学び、どうしたらいいのか?

 

 

基本は

「体の仕組み」

を基礎から学ぶことです。

 

私は犬の身体の仕組みについて初めて学ぶ方には、犬の身体を以下の8つの「系」に分けて考えることをお勧めしています。

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・呼吸器系

・循環器系

・消化器系

・泌尿器系

・生殖器系

・内分泌系

・骨と筋肉系

・神経と感覚器系

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呼吸器について基礎的な仕組みが分かると、、犬によくある感染性の呼吸器疾患の際、どう対応すればいいかが分かります。

 

 

循環器系について知ることで

「心臓病を起こしやすい犬種」

「初期の心臓病の症状」

が分かります。

 

 

この知識を持つことで、心臓病の予防や初期での対応が進み、身体に支障を感じないまま、健康寿命を延ばせる犬が増えるはずです。

 

 

消化器について学べば、どのような食事が犬にとって「胃腸に負担がかからないか」が分かります。

 

良くある消化器のトラブル、

「下痢」

「便秘」

への対応方法も分かるでしょう。

 

 

消化器について学ぶと「歯」についても理解が進み、歯の手入れが犬の健康を守る上でどれだけ大事かが実感できケアにも真剣に取り組むことができるでしょう。

 

結果として、歯周病や口内炎などの感染症にかかる犬を減らすことができます。

 

泌尿器系の代表は腎臓です。

 

腎臓がどのような臓器で、障害が起こるとどのように健康が損なわれるかが理解できます。

 

腎臓病は犬、特に高齢の犬に多い病気です。

 

その初期症状と、見つけた際の対応方法を飼い主さんが知っておくだけで、腎臓の寿命を延ばしながら、苦しい思いをしないで過ごせる犬が増えるはずです。

 

 

生殖器について学ぶことは、あなたご自身の愛犬に

「避妊手術」

「去勢手術」

を受けさせるかどうか?を決断する際、大きな手助けになります。

 

繁殖を目的としない犬に、

「避妊手術」

「去勢手術」

を行うメリットとデメリット、行わない場合のメリットとデメリット、両方を秤にかけ、自分自身で納得がいく結論を導き出し、あなたの愛犬にとって何がベストか?を自分自身で決められるようになります。

 

 

「手術はこわい」

「避妊手術は自然ではないからいや」

 

といった「感情」だけで判断するのではなく、将来犬が、生殖器の病気を患うリスクを回避するのに、これらの手術がもたらすメリットについても、冷静に考えた上で、自分で納得のいく結論を導き出せるようになります。

 

 

内分泌系について学ぶことで、ホルモンによる病気の仕組みを理解できるようになります。

 

内分泌系の病気では、何故薬と長い付き合いになるのか?といった基本事項が理解できるようになり、治療に積極的に取り組めるようになります。

 

 

犬の骨格と筋肉について学ぶことは、犬を関節のトラブルから守る手助けになります。

 

 

神経と感覚器について学ぶことで、犬がこの世界をどうとらえているか?をかなり正確に理解することができます。

 

犬と人間では、とらえている世界が違います。

 

何でも人間と同じよに扱うのが、犬にとっての正解とは限らないと、客観的に理解できるようになるでしょう。

 

そのことが、犬の生活環境をより良く変えることにつながります。

 

犬の身体の仕組みを学び、言葉を話せない犬の身体の変化に、少しでも早く気づくこと。

 

そして適切に対応すること。

 

このことが犬の命を守る、と私自身は考えています。

 

世の中にある色んな病気は、決してすぐ表面化する訳ではありません。

人間の体は何か異変があっても、色んな方法でそれをカバーする仕組みが整っています。

カバーしきれなくなると、色んな症状が出現しますので、病気が表面化するほどになったら、ある程度危機感を持つ事が大切です。

@kyusan_obgy より引用
https://twitter.com/kyusan_obgy/status/989762735754821634

 

 

大事なので繰り返しますが、犬は言葉を話しません。

 

さらに言うと、小さな体調不良は隠そうとします。

 

病気の中には、すぐに表に出てこないものもあります。

 

そうやって小さなサインを見逃した、大したことが無いと思って気に留めなかった、ということが、表面化してきたとき、病気はかなり進んでいるケースも多いです。

 

じゃあ、その「サイン」に気づくにはどうしたらいいか?

 

犬の身体の仕組みの「基礎」を知ることです。

 

「基礎」が分かれば、体の仕組みに不具合が生じたときに、どういうことが起こるのか?がある程度わかります。

 

「生物の名前を覚えると、それまで全く気に留めていなかった生き物が、急に自然界の中でくっきりと浮かび上がって見えるようになってくるのがすごい」

 

というのは、ある生物学者の人の言葉です。

 

・犬の身体の仕組みの基礎を知る

・良くある病気のサインと症状を知る

 

もし、ご自身がこうした知識を身に着けた場合、今まであまり気に留めていなかった愛犬の行動、変化、生活習慣から発せられる

「身体からのサイン」

をくっきりと認識できるようになります。

 

 

「昔はアレルギーなんてなかった」

なんて言う人が時々います。

 

 

 

でもこれって、単に「アレルギー」というものが認識されていなくて、原因不明で片づけられていた案件が多かったというだけで、困っていた人は結構な数、いたはずです。

 

 

インフルエンザや花粉症だって、今みたいに認知されていない時代は

「風邪」

の一言でくくられたりしていましたからね。

 

でも今はどうでしょう?

 

アレルギーもインフルエンザも花粉症も、みんな知っています。

 

知っているから、適切な対応ができるようになっているのです。

 

犬の健康管理も同じです。

 

犬の身体の仕組みを知らなければ、気づけないことがたくさんあります。

 

なのでもし、今回のメールを読んで

 

「そうか、犬の身体の仕組みを知ることは、犬の身体の不調や変化を知る上で、必要不可欠なんだな」

 

と感じた場合は、

 

・呼吸器系

・循環器系

・消化器系

・泌尿器系

・生殖器系

・内分泌系

・骨と筋肉系

・神経と感覚器系

 

という「系」に分けて、基礎だけでいいのでざっくりと学ぶことをお勧めします。

 

ではどの程度の「基礎」学べばいいか?というポイントについて、次号のメールでさらに詳しくお話しておきますね。

 

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


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