手作り食で便秘に??手作り食とドライフードの根本的な差について今日はお話しします。 | 犬のための手作り食[ぐり通信]公式BLOG

手作り食で便秘に??手作り食とドライフードの根本的な差について今日はお話しします。

○○さん、こんにちは。諸橋直子です。
今日は台湾茶専門店「優香」さんよりお届けしますー。


本日のお茶は「鉄観音」。



最近は「気分を変える・環境を変える」がテーマなので
メルマガも色々な場所からお届けしています。




ところで環境や条件が変われば、結果が変わる、というのは
色々なことに対して共通して言えることです。


それは、昨日からお届けしているこのメルマガのテーマ:




「犬の食事を手作り食に変えたら、著しく便の量が減ったんですが
 これって便秘なのでしょうか?」



というご質問についても、実は共通して言えることなんですね。




今回は食事をフードから手作り食に変えられてから
便の量が半分以下に減ってしまったとのことですので




●食事以外に変化の理由が特に思い当たらない




という場合を前提にお話させていただきます。






手作り食とフードを比べた場合にまず大きな違い、としてあげられるのが



「食事に含まれる水分量の差」



です。




ドライフードに含まれる水分量が10%前後であるのに対し
手作り食はメニューにもよりますが、おおむね70~80%が水分です。




つまり、手作り食というのは
「水を食べるごはん」ということもできる、ということです。




犬のご飯作りを始めたばかりの方にとって、
今までのドライフードと比べると見た目の量もものすごく多い感じがするのが
手作り食の特徴です。




それでいて、便の量が以前と比べて減ってしまうのであれば



「一体うちの子のお腹の中で何が起こっているのだろう…」



と心配になるのは、ある意味当然のことですよね^^





一方で、




「手作りごはんって確かに見た目の量は多くなるけれど
 7割以上が水分って考えると、
 ほとんどがおしっこになるっていうことだよね~?」




という風に考えていただくと
なるほど、便が減るっていうこともありえるよな~と
考えることができるようになると思います。





そしてもうひとつ、便の量に影響を与える要因があります。










それは「食物繊維の量」です。










昨日のメルマガの最後にヒントとしてお伝えしましたが


「さつまいもをたくさん食べた翌日、便の量はどうなりますか?」


という質問、○○さんは考えてみていただけましたか?






食物繊維の量で「便の量」は変わります。




○それまでフードに含まれていた「食物繊維量」

○手作り食に変えてからの食事に含まれている「食物繊維量」



コレが単純に、「フードに含まれている食物繊維量」の方が多かった場合、
手作り食に変えてからの便の量が減る、ということは
容易に想像がつくと思います。





「…諸橋さん、フードに含まれている食物繊維って
 そもそもどのくらいなんでしょうか。
 
 フードラベルの成分表示って見るんですが
 いまいち読み方がわからないんです(泣)

 そういうのってどうやったらわかるんでしょうか???」



はい!おそらくそんな風に思われた方が多いと思いますので(笑)
次のメールでは、




「ペットフードのラベルを見ながら、
 そのフードにどのくらいの食物繊維が含まれているか?を
 計算する方法!」



についてお話ししますね。

 


ペットフードのラベルは難解で…と
読んでもわからないため不安を感じる、という飼い主さんも多いです。



ラベルの読み方については
基本的なことを押さえてしまえばさほど難しいことではありませんので
ぜひ、次号のメールを読みながら
○○さんもご自宅にあるフードのラベルを見ながら
電卓片手にやってみてくださいねー。





今日はここまでです。




最後までお読みいただきありがとうございます!








ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)


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