星と月のマーク

 

なるほどイスラムの人が私の絵に興味を持ってくれるのは

どうしてだろうかと思っていた

 

これが理由の一つか

 

星や月は

願いを込めるとき

私がよく絵で描く題材

 

偶然だけれど

やはりよく考えてみれば

偶然ではなくて

当然なのだと思う

 

人が地球上から

誰でも

夜の空を見上げれば

見える

遠くにある

神秘的な存在

手が届きそうにない存在

だから

違う場所に生まれて育った民族でも

同じような感覚があり

繋がっているのは当然なのだと思った

 

偶像崇拝しないイスラム今日の人たちが

願いを込めるのは

 

形のない偉大な神

自然の中にある

畏敬の念のような物なのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

イスラムで使う色

青と緑と茶にはどんな意味があるのだろうか

 

宇宙と海または植物の緑と大地かしら

 

下に花模様のモザイク

その上にアラベスク模様のイスラムの詩

その上に過ぎの透かし彫り

 

気の遠くなる手作業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここの色を押さえた神聖な場には

真っ赤な大輪の薔薇が似合う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人が祈りに捧げるために創り出す物は

とてつもないパワーがあり

静かに佇むんでいる

 

 

 

 

 

 

もう一度来たい場所のひとつ

今度は

Salon de The de la Mosquee

でゆっくりお茶を