最近、ある投稿を見て「ん?」と思いました。
「民主主義なのに、政府と国民の考えが違うのはおかしい」
一瞬、もっともらしく聞こえます。
でも私は引っかかりました。
なんでだろう?
なぜひっかかるんだろう?と少し考えてみました。
そこで出てきたのは、
私たちは
民主主義=民意で決まるもの
だと思い込んでいないか?ということです。
でも実際は違いますよね。
民主主義って
「みんなの意見が一致する制度」
じゃなくて、むしろ逆ではないでしょうか。
民主という言葉に惑わされている気もしますが、本来は
違う世界を見ている人たちが
なんとか一緒に生きる仕組み
ではないでしょうか。
だから意見はズレる。
ぶつかる。
合わない。
それが普通のことのように思います。
ここで、もう一つ思ったこと。
民主主義を壊すのって
「悪」なんだろうか。
という問いです。
歴史を見ると、むしろ違う気がします。
壊すのはだいたい
正義
ではないでしょうか。
正義は強いです。
人は「私は正しい」と思った瞬間、
疑わなくなります。
それは私自身にも言えることです。
すると、思考はこうなります。
私は正しい
↓
反対する人は間違っている
↓
だから攻撃してもいい
この瞬間、正義というナイフは人を傷つける
刃
になりませんか。
民主主義を壊すのは悪ではなく、正義ではないだろうか。
そんなことを今、思っています。
私自身は自分が正義感が強いことを自覚しています。
だから余計に思うんです。
正義は大事。
でも、だからこそ同時に
危ないものでもあると自覚すること。
まさに
包丁を手にしている状態のように思います。
料理をして人のお腹を満たすこともできる。
でも、人を切り、刺すことにもつながる。
同じ刃です。危ないです。
だから私は
「正しそうな言葉」を聞くと
ちょっと立ち止まります。
本当にそう?
その正義、誰を守ってる?
そして、誰を切ってる?
民主主義に必要なのは
正義だけじゃない。
疑う力
だと思うのです。
その正しさ。違う角度からみたら何が見えますか。