バリ島の最先端インターナショナルスクール『Green School』さんで講演を行いました
TEDでのプレゼン直後、聴衆の皆さんから、こんな言葉をいただきました。
「情熱を持てる物を見つけ、そこへ向かって邁進したキミは、これからの若い世代のロールモデルになるべきだ。」
「先行き見えない経済情勢の中、これからの若い世代が生きていく上で『情熱を持てる物』を見つけるということは、とても重要だと思う。ぜひ、『教育』という分野に力を貸して欲しい。」
自分が、『教育』に貢献するだなんて
それまで私が考えていたのは、
「社会的評価の高いステージで、その場所に見合うだけのヨーヨーパフォーマンスを披露することで、ヨーヨーに対する社会的評価を向上させたい」
という事でした。
TEDへの登壇を果たし、目標に向かって大きな一歩を踏み出すことができたと思った矢先、突如『教育』という言葉が出てきたわけです。
「ヨーヨーに対する社会的評価を向上させる」というだけで精いっぱいだった自分が、『教育』というはるかに大きな分野に対して、本当に貢献できるのか。
しかし、もし本当に自分が力になれるのならば。
そう思っていた矢先に、機会が訪れました。
バリ島の最先端インターナショナルスクール『Green School』
TEDxUbud登壇のためバリ島を訪れた際、
現地にお住まいの Eiji Shimizuさん から、こんなお誘いを受けました。
「BLACKさん、『Green School』ってご存じですか?私はそこで授業を受け持っているのですが、もしよかったら、講演に来ていただけませんか?」
恥ずかしながら、不勉強で全くその存在を知らなかったのですが、調べれば調べるほど、自分が貢献したいと考えていた場所であると確信できました。
>> Green School
Green Schoolは、一言で言うと、インターナショナルスクールです。
と言っても、普通のインターナショナルスクールではありません。
世界中の教育関係者が注目している、最先端の学校なんです。
自然との共存、自給自足、自立精神など、特徴を挙げだしたらキリがないので、
以下に参考リンクを2つほど挙げさせていただきます。
>> 未来を育てる バリ島“Green School” (PDFです)
>> Outdoor Japan Magazine - The Green School - Bali
等身大としてのTED Talk
私が今回講演させていただいた対象は、12~14才のお子さん達。
いや、『お子さん』と呼ぶのが憚られ始める年頃かもしれませんね。
講演の内容としては、
「2011年にTEDxTokyoでお話しされた内容が素晴らしかったので、ぜひあの話をそのままお願いしたいです。」
との事でした。
>> TEDxTokyo -Black - A Yo-Yo Story
TEDxTokyo登壇時は、聴衆としては成人された方々を想定した内容でした。
しかし、よくよく考えてみると、私がヨーヨーを初めて手に取ったのは、14才の夏。
ちょうど、今回の講演相手のみんなと同い年の頃だったのだと気付きました。
そこで、大筋はTEDxTokyoの内容を踏襲しつつ、
・自分とは違う世界の人の話ではない事
・例え、今の時点(14才の頃)で自信や得意なことが無くても、何も不安に思うことはない事
といった部分を意識してお話しさせていただきました。
『教育』への貢献、これからも続けてみたい
冒頭に書いたとおり、実際に講演を行うまでは、半信半疑だったんです。
「『教育』という大きな分野に対して、果たして自分は貢献できるのか」。
しかし、実際に講演してみると、生徒達はとても真剣なまなざしで話を聞いてくれていて、それはとても印象的な風景でした。
現地の先生からも、「子供達、熱狂的に喜んでました!」という声を聞き、
「ああ、やってみて良かったなぁ。今後も機会があったら、ぜひこうした活動を続けたい。」
と、強く思いました。
パフォーマンスしかり、講演しかり、何かと海外での活動ばかりが目立つ昨今なのですが、決して日本での活動を控えているとかいうわけではないので、興味のある企業様・団体様がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご連絡いただければ幸いです!
>> Contact | ヨーヨー世界チャンピオン BLACK(ブラック) Official Website