フィギュアスケートが本当に面白い | ヨーヨー世界チャンピオンBLACKオフィシャルブログ「BLACK’s Yo-Yo life」 Powered by Ameba

フィギュアスケートが本当に面白い

フィギュアスケートは、数年前からハマっています。

もちろん、自分は滑るのではなく観る方ですが。


音楽に合わせて技術を披露するという意味で
ヨーヨーのフリースタイルとも共通点が多く、
自分の演技にも参考にしています。


特に2006年はトリノ五輪の影響もあり、
1Aの使用曲は荒川選手が使用したのと同じアーティスト。

APの演技後の礼は、安藤選手の礼がカッコよかったので
参考にしていました。


また、競技スタイルだけでなく、判定基準というか、
演技内容と競技結果の関係も酷似していて
非常に面白いなと思いました。


今年の世界大会の2A部門、
個人的に好きだったのは横山選手の演技だったんですが、
勝ったのは斉藤選手でした。

ルールに沿って最高点を獲得した選手が勝つのが大会なので
その点で斉藤選手は最も優れた演技をした事になります。


一方フィギュアの世界では、今回の全日本選手権、
最も印象的だったのは安藤選手の演技でした。

楽曲と衣装、振り付けがマッチし、
気迫の伝わってくる、オーラあふれる演技。

原作オペラになぞらえた、
妖艶でありながら芯の強い女性の迫力が
見事に表現されていました。

本当によかったです。


しかし、優勝は浅田選手。

まさにヨーヨーの斉藤選手と同じ、
ルールに沿って最高得点を叩き出すための
計算された構成でした。文句なしです。


コンテストという枠の中で勝つためにルールを研究し、
それを実証すること。本当に難しいことです。

そして、信念を持って自己表現を行い、
観ている人にそれを伝える。これも難しいことです。

どちらが偉いのではなく、
どちらもすばらしいことだと思います。


まとまりのない文章ですが、
オリンピック競技に採用される競技と
ヨーヨーの間に少しでも共通性が見出せたので、
つらつらと書いてしまいました。

僕の思い込みかもしれませんけどね。