「ザ・ギフト」(2015) 71点
我らがジョエル・エドガートン…エガちゃんの初監督・脚本・出演作。
何だかいろんなトコロでメチャ良いと評判の本作。
ヨッ待ってましたッ
公開初日にいそいそと(だがしかしTOHO会員サービス価格で)伺いましたよ
【閲覧注意】
※ネタバレに抵触している怖れがありますので鑑賞前の方は自己責任でお願いします。
いじめられっ子が、大人になって再会したいじめっ子に復讐する物語りですよ
あ言っちゃったスジ全部言っちゃった
でも大丈夫そんな簡単なもんじゃないから
いじめられっ子=ゴード(エガちゃん)を応援する気満々で臨んだワケですが、
正直、いじめっ子=サイモン(ジェイソン・ベイトマン)が気の毒になったり、
一番まともなハズの奥さん(レベッカ・ホール)にイライラさせられたり…
何だかフクザツな気分。全員に共感できる部分と全くそうでない部分があって。
まずね、出てきたエガちゃん…まじキモー
いつの間にか住所突き止めて毎日来るとか…無いわぁ~
てか、あんな酷いコトしといて忘れてるサイモン…
そしてあんなキモキモ野郎に優しく接する奥さん…
夫婦揃ってのんびりし過ぎ危機管理能力の欠如
セコムしろその前にカーテン買え
てか犬の管理しっかり
あんなデカい犬いなくなって「気のせいかも…」って奥さんしっかりして〜
そして知り合いなだけに…身に憶えがあるだけに強く言えないし警察沙汰にもしたくないサイモン。
それも分かっててジワジワと間合いを詰めるゴード。
そして、相手が何をされたら一番嫌がるかを知ってる陰湿具合。
コレってよっぽど…「どうしてやろうかーこうしてやろうかー」と毎日考えてないとなかなか思いつかないよ
…そんな人生を懸けた、巨大復讐プロジェクトでした。
派手さや抑揚は全くと言っていい程ナシ。
具体的に痛い・辛い場面は一切見せず、
音や映像で驚かされることも無い。
王道のサスペンスは容易に想像がつく。
だがしか〜し
真意は分かるが真偽は分からない結末が、この上無い後味の悪さを醸し出す…
ジワジワくるや〜つ
今年3月にヒューマントラストシネマで開催された「未体験ゾーンの映画たち2016」で限定公開されたエガちゃん製作・脚本・主演作もそうでしたが。
[↓「ディスクローザー」劇場鑑賞時の感想]
「至って普通の(に見える)人間が抱えるダークサイドを、如何に嫌らしく気味悪く描くか」…コレが監督の得意分野ぽいですな。
んんん〜〜何があったんだエガちゃん
若い頃に何か辛いコトあったんかーww
や、着いて行きますよ〜監督
こりゃ近々 “エガちゃん祭り” 開催せにゃならんですな。
[参考画像:撮影中の監督エガちゃん]
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子犬を飼ったら、なんて名前にしたい?
「モー」ですよ
…まぁホントは猫がいいですけどww
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