「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」(2014) 79点

歳の離れた友情物語りが好きです。

そして少年の成長物語りでもあるこの映画…
ノスタルジックで牧歌的、太陽の光溢れる平和な街並。
小さな少年と父親、そして街のはみだし者の老人との友情。

一見、明るく温かい画面に、実にいろんな要素を内包していた。
米国カリフォルニア。海岸沿いの小さな魚村。愛に溢れた家族。
発達障害。偏見、差別、いじめ。

戦時中。米国vs日本。パールハーバー後。勝敗、敵対、憎しみ。
捕虜。PTSD。原爆。
信仰。超能力。奇跡。

正直、ここまでヘビーとは知らなかった。
これ程までに心揺さぶられるとは思ってもいなかった。


どこまでも青いカリフォルニアの空の下、

可愛い金髪の少年が自転車で走り回る様子は本当に微笑ましい。


生まれつき身体の小さな少年は、ガキ大将とその一味にいじめられる毎日。
そんな少年の唯一の味方であり相棒であり絶大な信頼を置く相手は、少年の父親。
そんな父親が戦争に行く。それも扁平足の兄の変わりにw
もぅこれだけで胸が締め付けられる。

少年にとっては、その小さな世界のほとんどの部分を占めている父親が突然居なくなり、その状態がいつまで続くのか分からない。ひょっとしらた永遠に目の前から消えてしまうかもしれない…そんなコトをこの小さな胸で受け止めてるんだ。

そぅ考えただけでキュンキュンしちゃうのに、こんなモンじゃないんだなぁ〜この後も。


少年の相談相手になるカトリックの司祭にトム・ウィルキンソン

街外れに住む、ヘンクツな敵国人ハシモトにケリー=ヒロユキ・タガワ

父なき家庭を気丈に守る母親にエミリー・ワトソン

憧れの奇術師ベン・イーグルにベン・チャップマン(コレは見てる間は分からんかった!)

自分のせいで父親を失った苦しみを敵国への憎しみに転嫁する兄ビッド・ヘンリー…この兄がまたライアン・ゴズリング似で感慨深い

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そして主人公の少年、ペッパー君も「誰かに似てる…」と気になってたんだけど…


クロエ・グレース・モレッツだったYO


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[参考画像:クロエ・グレース・モレッツ]
舞台である
米国から見た、敵国としての
日本。そしてタイトルの意味。

こんな角度で来られるとは。
…いろいろ衝撃的だった。
