「パリ3区の遺産相続人」(2014) 51点

フランス独自の不動産売却法「ヴィアジェ」の相続にまつわるお話し。
買い主が少しの頭金を払い、あとは分割でレンタル料を支払う。

その期限である売り主が死ぬまで、不動産は明け渡されない。

売り主が早く死ねば買い主の得、
長生きすれば総額は相場よりも高い買い物となる。
どちらにしろ、売り主は死ぬまでそこに住んでいられるし、
一生一定金額を受け取れるという仕組み。
はんなりと“こういうシステムがある”というのは聞いたコトがあったけど、
今回でしっかり理解しました。(映画って勉強になるよなww)

で、映画ね。
仲の悪かった父が、国外の不動産を遺して他界したと弁護士から連絡を受ける。
57歳にもなって無一文の息子は、その不動産を売り払って現金を受け取ろうと、片道の飛行機代を捻出し、遥か
米国から
フランスに渡る。で、来てみて初めて「相続した物件に見知らぬ婆さんが住みついてる

」と、「ヴィアジェ」の制度を知る。
【ややバレ】

仲違いしていた父親が、何故こんな物件を息子に託したのか。
ここに住み着いている婆さんと娘は何者なのか。

物語りが進むにつれ、少しずつ紐解かれる謎と衝撃の過去。
いやぁ~~お国柄の違いと言えばそれまでだけど、何とも後味の悪い展開。

婆さんが不気味で、今にも猫に変身しそうだし
ww言い辛いことを死んでから間接的に伝える父親もズルいよな、と思う。

かといって全てを親のせいにするお子達もどうかと思う。
19ハタチのガキじゃあるまいし…自身のモラルと決断で、他人に迷惑かけないように生きようよ



人間、誰しも短所はあるけれど、他人の赦しをあてにして、そのままの自分を丸ごと受け止めてくれ…というのはあまりにも幼稚な発想。

結局、婆さんに都合良く…というか、
故・父親の目論み通り、というのが
天の邪鬼としては癪にさわる
ww
不動産屋のオヤジ、ドミニク・ピノンには
ほっこりさせられる。
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