「グランドフィナーレ」(2015) 73点

近年珍しく、事前に前売り券購入してハリキって公開初日に出かける。

始めはシネスイッチ銀座に行くつもりが、
「パオロ・ソレンティーノ監督特集」をやってたモンだから
急遽、渋谷Bunkamura ル・シネマへ。
「イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男」(2008)と
2本立て続けに見ました。そちらはまた改めて。

人生の黄昏時を迎え、
スイスの高級リゾートホテルで一夏を過ごす作曲家フレッド。
その付き人の実娘レナ。

60年来の友人である映画監督ミックと制作スタッフ。

ドイツでの撮影開始を控え休養するハリウッドスター。
引退した左利きの有名サッカー選手。

いつもいつも素晴らしい映像の連続、
都会的なのに猥雑じゃない、気品があって重厚な
パオロ監督のシンメトリー大好きなんだけど。

今回は特に
重厚で繊細な画の中にそこはかと漂うユーモアが秀逸。
美しい画でこんなに笑えるって新鮮
ww
主演Sir マイケル・ケインの気品はモチロン、
年齢を重ねて増々男前になったハーベイ・カイテル。

始めは「何でお前がハリウッドスターだよ
」
と思ってたけど最後は納得のポール・ダノ。
触れるだけで人の心が分かる若いマッサージ師。
会話の無い夫婦に、座禅を組む僧侶、登山客の指導員、
スタイル抜群のミス・ユニバース。

アルプスの山々を背景に、どっしりと豪華なホテルの佇まい、ゆっくりのんびりと優しく流れる時間、小粋な会話……

余裕よね
大人の余裕、金持ちの余裕。

それを嫌味無く、高貴に詩的に、でもフレンドリーに描き切るパオロ監督の手腕に改めて唸る。

普段あまり金に興味無いけど、こんなん見ると「金持ちってええなぁ…」
と思ってまう
wwワタシもリタイアしたらこんなトコでのんびりしたいッ


…と思うがほど遠い身分故、美しい映画を沢山見てのんびりしようっと

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