「あやつり糸の世界」前編・後編 (1973) 66点

劇場のチラシコーナーで手にした日から、ずっと気になってた。
この映画の存在、そしてライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の名前を今回初めて知った。

そもそも、
ニュー・ジャーマン・シネマに明るくないのだ。なので、最初からナナメに見ていた。


小洒落た不可解なイメージの羅列じゃないのか
…と覚悟して行った。それならば尚更スクリーンで見ねば意味が無いし。


それが意外にもエンターテインメントに長けた娯楽作。

「マトリックス」(1999) や「インゼプション」(2010) を引き合いにして説明されることが多い “仮想世界” を舞台にした近未来SF作品。

とはいえ、インセプション程複雑でもなく。
最後はちゃんと謎解きを説明してくれるから大丈夫

ww安心してその映像に没頭しましたよ。




近未来的なのにノスタルジックなインテリアやインダストリアルのミッドセンチュリー感、色使いが素敵過ぎて唸る。



みんなめっちゃイイ部屋住んどる

未来研究所って儲かってんのね
ww
そして女性の衣装や化粧、鏡に映る人々が虚像的で無機質なのに対して、主人公のシュテイラー教授が熱血漢でめちゃくちゃ人間臭い、汗臭い


そしてスグ脱ぐ
無駄にマッチョ
wwこの対比の妙も良いね。


ただ、時代なのか国柄か監督の趣味か、はたまたTV尺の問題か…そこかしこで発生する意味不明の “間” が、映画としては冗長に思ってしまう。


元々がTVシリーズとのことで、そーゆぅトコつまんで130分位にしたら丁度良いんじゃないかと個人的には思うんだけど…そんなんしたら映画通にはボロクソ言われそぅだな
ww