「カリキュレーター」(2014) 47点
ロシア製SFアクション超大作、という触込みで鑑賞を決めた1本。
ナメてたら大作でしたロシアンムービー「メトロ42」(2013) てのも過去に経験してるし。
悔いの無いよう劇場で見ておこうかと。
[「メトロ42」鑑賞時の感想はコチラ]
全てがシステムに監視された惑星XT59。
命令に従わない者は、法を犯した囚人として、未知の生命体が巣食う果てしない不毛の地に永久追放される。
その囚人たちが “幸福の島” を目指し、反目し合いながら絶望の沼を進む。
「メトロ42」がいちいちドラマチックな表現だったのに対して、
コチラは、SFの名を借りた超メロドラマww
ストーリーの隙間に、いちいちこのお姉ちゃんのモノローグが入る。
「明日は無いと分かっていても、女は「必ず助ける」と言う男の言葉に一筋の希望を見いだす…」伝々。
その際は必ずセンチメンタルなBGM (爆
そして逃げる最中に突然チューし始める姉ちゃん…相手の男も、見てる方もビックリするわww
いやね、確かにモノローグでは「だんだん惹かれてゆく…」的なコト言ってたけど、そもそも1日半くらいの話だから、スゲー唐突なのよね。
……と思ったら突然喧嘩し始めて「やっぱり独りで行く」とか言い出す。
なんかもぅ…エモーショナル具合がついて行けねぇ(白目)ww
それがさ、このお姉ちゃん…ごっつ可愛ええ
ショートカットが似合うイザベル・アジャーニ風のくりくりお目々。
フツーなら腹立つとっぴな言動も、鼻で笑いながらも見てられるww
あともぅひとつの面白ポイント
何故かビニー・ジョーンズ出てるんだけど……口パクww
一応セリフ言ってるっぽいんだけど、セリフと口が全然合ってなくて、完全に彼だけ吹き替え充てられてる
……ロシア語苦手だったのねナンで出たww
そしてキャラが完全にジャイアンで「お前のものは俺のもの」
未知の生命体はそこそこ…でも宇宙船の多面体の形状や折りたたみ式耳掛けスコープとか、細かいガシェットは素敵