「フォックスキャッチャー」(2014) 56点
スポーツものかと思いきや、肝心のスポーツしてるシーンがかなり地味
wwしかもワタシがレスリングに何の興味も無いし、ルールも知らない。
イヤそれよりも…スポーツが要でもなかった。
もの凄い、昼メロみたいな愛憎劇だった
しかも筋肉男たちの、実に淡々とした三角関係。
脇甘・ガニ股・ムッチリ猫背の三つ巴
【ややバレ】
認められたい、兄の添え物ではなく、1人の人間として認められたいマーク。
愛されたい、とにかく愛されたいデュポン。
母親に愛されたい、強い男に愛されたい、地位や名誉や名声に愛されたい。
……兎に角この二人がガキ過ぎる
物事が思い通りにならないとスグふてくされてご機嫌ナナメ…もぅ、金があっても力があっても、このメンタルの弱さは致命的。
なので兄デイブがヒジョーに出来た大人に見える。
イヤ多分、ヒジョーに出来た大人なんでしょう。
妻子に愛され、周囲の人々からも認められ、実力も実績もあり、人望も厚く、次世代の育成にも長けている。自分を律する精神力も持ち合わせた人物…他の二人が欲しいもの全部持ってる。
来たくもなかったデュポン屋敷…弟にダダこねられ、断ったら大金積まれ、しょうがなく来てみたら弟はスネ夫、デュポンには恨まれ……二人の潤滑油になるハズが、巻き込まれて大変な結果に
嗚呼この愛憎劇を、過剰な演出は何も無く、ただひたすら静かに静かに淡々と進む実録感 (史実に基づいた、ってヤツよね)……苦手やわぁ
ww
デュポン財閥…ってコレ見るまで知らなかったケド、あのライターのデュポンだったのね
(爆)そぅ考えると、彼にとって銃や弾薬なんて、幼少時代から身近にあるものだったのよね。
というよりは、大富豪たる要因そのもの…それが彼の人生転落の原因となるとは、何とも皮肉な結果。
