左クリック来年の発行物の仕事、チケット新作映画の劇場鑑賞、ポスト年賀状書き、お酒忘年会……の合間に、今年鑑賞したはイイがまだ感想をUPしてないヤツを一気に片付ける、名付けて劇場おさらいシリ~~~ズ人差し指
さぁそろそろ本腰入れて取り組まねばなりませんビックリマークパンチ!




「チャッピー」(2014) 70点

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劇場公開時…6月に劇場で鑑賞後、放置。カレンダー
今回、BDレンタルして見直しました。CD

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まず人型警官ロボ “スカウト” が妙に人間ぽい動きで笑う。
スカウト型ロボットのチャッピーも然り。

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モーションピクチャーによるCG合成ということだが、
実写の背景霧
チャッピー (グレースーツでのモーションピクチャー用の演技)ロボット
実写の人間 (チャッピーと演技する俳優)女の子男の子
を手持ちカメラでいっぺんに撮ってるらしい。ビデオ

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なのに背景との違和感は全く無く、脇役たちの演技も自然。
チャッピーが本当にそこに存在して動いているようだ。
そこら辺も機械(またはCG)らしからぬ、チャッピーに感情移入してしまう理由だろう。

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ただ動いているチャッピーは良いのだが、静止画になると途端に印象は薄い。
スター・ウォーズトランスフォーマーのように、キャラクターグッズになるような愛想は無い、ロボット然とした風貌。コレがちょっと勿体無いね。

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それよりも、育て親のギャング、ニンジャヨーランディのキャラが立ち過ぎて、ソッチばかり目が行くのが事実。
ギャング的仕草や入墨、夫婦設定もホントだから笑う。

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拳銃やマシンガンを対人に使うのを拒否したチャッピーに対し、
ニンジャが与えるのは手裏剣とヌンチャク。手裏剣流石、忍者こざるっちww

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街に放り出されて不良に暴力を振るわれる様子は、まるで人種差別やいじめそのもの。
劇中、絵本「黒い羊と小鳥」が異端な容姿を拒絶する物語…それを優しく読み聞かせる母親ヨーランディ

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彼女の掛け値無い愛は、チャッピーだけでなく、旦那のニンジャまで父性に目覚めさせ、全てを包み込む。
天使無垢な赤ん坊にとって、身の周りの環境や育てられる人間から受ける多大な影響って凄いな、と改めてチャッピーに教えられる。

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「第9地区」(2009) のエイリアンも本作のチャッピーも、人間と大差は無い。ただ物体(入れ物)の名称が違うだけ。
無垢な精神をもつロボットと、それを利用しようとする人間。
治安悪化を目論み殺人マシンを出動させる人間と、母親や仲間の命を守ろうとするロボット。

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何をもって “人間” とするのか、生命とは…精神とは何か。
信頼と赦し、嘘と裏切り、喪失、自己犠牲。
人種差別、貧困問題、銃社会。
なかなか重厚なテーマを含みながらも、プレゼント軽快でお茶目な入れ物に入った…一応は娯楽作、だな。

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