「ハイエナ」(2014) 53点

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アメリカ英国製クライム・バイオレンス。
始まって人差し指1分で、画像の悪さにちょっとガッカリする。ガックリ

画質が粗いとか汚いってワケじゃ無いんだけど…手
黒の締まりが全然無い。薄いグレー。光

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全体が暗めなので、無理に明るくしようとしてるのか知らんけど酷過ぎる。ダウンダウン
渋さが売りのフィルム・ノワールのクセして、画面が一切格好良くない。これじゃいくら他が良くても良い映画にはならない。パー


冒頭からオッサンたちが雄叫びと共にバーに乱入…パンチ!
見た目はまるで「時計じかけのオレンジ」(1971) オッサン・バージョン。はげ
コレが第一人差し指の見どころだね。

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このはげオッサンたち、バーにいたはげオッサン相手に結構無茶するビックリマークパンチ!
嗚呼、コレで画面も良かったら……無念。orz

散々暴れた後は金品・麻薬強奪。お金
ココで初めて、コイツら警官なんだと気付く。警官
イヤね、確かに警官の帽子被って防弾チョッキ着てたけど、てっきり偽装かと思ってたら…本物だったよ。爆笑

で、手入れ成功後はどんちゃん騒ぎのドラッグ・パーティミラーボールww

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チームのリーダー格マイケルは、近頃ロンドンで頭角を表して来たアルバニア・ギャングへ押収した麻薬を流し、警察の情報を教え、金を貢がせている。



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そこに元相棒のデビッド:スティーヴン・グレアムが上司として転任して来る…これが結構オイシい役ドコロ爆笑ww



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ひょんな事から助けてしまった娼婦をめぐりアルバニア・ギャングと敵対する羽目になり、元相棒とのゴタゴタからチームメンバーは罠にはめられてマイケルを売る者がでてきたりと、孤軍奮闘せざるをえなくなるマイケル

マリファナやドラッグはもちろん、売春斡旋や人身売買、誘拐なんかも絡んで、アルバニア・ギャングにも警察の手が回り始め…。警官

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主人公マイケルが、いい奴なんだか悪いんだか…
大胆なことかますワリにはビビリぃだったり…いまひとつ掴みきれない中途半端なキャラ。
“憂いを含んだ悪徳警官” な設定なんだろうけど、芯が見えないと言うか…魅力的には描けていない。

捕まったらあっさりリーダー売っちゃうメンバーや、極悪ギャングたちの方がよっぽど筋が通ってる気がしちゃう。

談笑しながら死体解体のシーンは、これぞ正にシッチェス映画ひらめき電球
コレが第二チョキの見どころ。

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嗚呼、もぅ少し…手
画面も全体の雰囲気にも、もぅ少し締まりがあったら良かったのにね。とほほ



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終演後、この主人公って誰なんだろう…と思っていたら、先日の「名もなき塀の中の王」(2015) の影番長、スペンサーのピーター・フェルディナンドだった!!全然わからんかったビックリマーク……役者やのぉ~~ほー

[参考画像:「名もなき塀の中の王」デニス・スペンサー]
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