
今日のトムハはチンピラり~ん

「パーフェクトゲーム 究極の選択」(2007) 65点

チョイと「セブン」(1995) のような~
「ボーン・コレクター」(1999) のような~
ダークな雰囲気のクライムもの。


見るからに臭そうな路地裏や廃墟を舞台に、

猟奇的連続殺人と、ど~しょもないギャングの抗争と、警官の裏の顔…

ギャング団のボスの子供を身ごもった妻が拷問されて殺される。

初めはギャング同士の抗争と思われたが、
その計画性と猟奇性に、過去のお蔵入りした事件が浮かび上がる。

ギャング団のボスが死んだといって、部署で祝杯をあげる刑事たち。

猟奇殺人だとしても、悪者が死ぬのは目出たいことだ、放っておけと言い放つ。

その中のひとり、だいぶヨレたベテラン刑事はステラン・スカルズガルド。
周囲の評判は“CrazyでAsshole”。

ボスが殺されたギャング団の
二番手がトムハ。今回の役名はピエール

ww…フランス系なのか

笑いながら人を撃つ、ど~~しょもないワル。


今回の一連の事件の重要な鍵を握る人物。

彼のせいで全てが起こった、と言っても過言ではない。
だが愛するお婆ちゃんと同居する、カワイイ一面も持つ。


【ちょいネタバレ】

かなり早い段階で犯人と事件の意図が暴かれるので、ネタバレでも無いと思うのだけど。

(邦盤ジャケットには顔も名前も出ている)

その “やり方” が壮絶で、いろいろ考えさせられる。

人はどこまで人を愛せるのか。

愛する人の為に、どこまで苦痛に耐えられるのか。


自己犠牲と利己主義。

科学的実験と方程式。

金持ちお譲の新人刑事はメリッサ・ジョージ。
推理・洞察はできるが、いざ犯人追っかける段になると
危なっかしくてしょうがない。


終盤、もっと成長するのかしらん
…と思ったがそうでもない。
何か辛い過去があってこの部署に来たと思われる伏線はあっても、結局何も回収されない。

その辺がもうちょっとちゃんと描かれていたら、多少厚みも出たのかな、と。

雰囲気は悪くないだけに…もう少しがんばりましょう。
