「ロスト・リバー」(2014) 74点

ライアン・ゴズリング初監督作品、
早速行って参りやした



冒頭の、男の子のシーンからずっと

ゴズの眼から世界を覗いてるようでドキドキする



完璧
画面の全てが完璧
これこそ、ワタシが見たかった画だと思わせるシーンの数々


湖の底に続く道路、呪われた廃墟の街、
シンメトリーの映像美。
雄弁な色と光、
炎、
血、
瓦礫、
闇…
正直、クソ映覚悟で行きました。

ネオンカラーが格好良いだけのトンデモ映画だろう、と。ニコラス・ウェンディング・レフンそっくりの
「オンリー・ゴッド」(2013) の焼き直しだろう、と。

確かにね、簡単に言ってしまうと
レフンとデヴィッド・リンチのオイシいトコだけ取って、
トンデモ加減はかなり薄めた、と言えなくもない
ww
…確かにね、見終わった後
「ツイン・ピークス」(1990-91) 再見したくなったけども。



それは確実にゴズのフィルターを通して
澄んで、そして色づいている。

きちんと起承転結があるお伽話であり、
ミステリーであり、ひとりの青年の成長物語りであり、
社会批判を含んだデカダンスである。

それにしてもベン・メンデルソーンだよ

……このヒトさ、いつもいつも似合い過ぎだよね

「ジャッキー・コーガン」(2012) のジャンキーや
「アニマル・キングダム」(2010) の最凶の叔父…
いちいち、ホントにそんなヒトに見える。



…今回も凄いよ



爆笑に次ぐ爆笑

増々惚れ直したわぁ



そしてエヴァ・メンデスの正しい使い方、
流石わかってるゴズ


何らかの企みに加担してる、あのカンジね



嗚呼…カリコレと仕事の合間を縫って
可能な限り、何度でも見たいなぁ…

