キリアン・マーフィー祭り開催中ですが。
3本目にしてもぅ出ちゃったよ
彼の最高傑作
「プルートで朝食を」(2005) 72点
北アイルランドの教会の前に捨てられ、
近所の家に引き取られた少年=パトリックが
自分がトランスジェンダーと気付き、
女の子=キトゥンとして母親を捜す旅に出る物語り。
大大大好きな「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」(2001) や
「プリシラ」(1994)
「三人のエンジェル」(1995)
の主人公たちのように
キトゥンも、もの凄くポジティブで明るい。
苛められたり、相手に想いを告げられなかったり…
しかも時は北アイルランド紛争の真っ最中。
幼なじみがIRAの犯罪や爆発に巻き込まれたり。
辛いこといっぱいあるんだけど
真面目になり過ぎること無く、軽快にサラリとかわして微笑む
キトゥンをいつの間にか応援しちゃう
劇中、コマドリがお喋りするのもメルヘンちっくで楽しいし、
70年代のBGMも画面にピタリと来ててスバラシイ
「俺たちは天使じゃない」(1989)
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(1994) の
ニール・ジョーダンが製作・監督・脚本。
赤ん坊を拾う牧師役で
リアム・ニーソン出てます。