「ブロークン」(2011) 59点
ティム・ロス、キリアン・マーフィの新作が出てたので借りてみたら
2011作品ながら、今さらDVDスルーの新作でした。
主人公は若年性糖尿病をもつ少女スカンク。
その父親がティム・ロス=弁護士で、離婚し父子家庭。
キリアン・マーフィは、スカンクの担任の先生。
始まりはすごくのほほ~んとしてて
素直で誰にでも優しく接するスカンクに癒される。
誰にでもある、学校や家族やご近所さんにまつわる
思春期の心の機微が描かれる青春もの。
……と思ったら最後に突然の急展開
恐ぇ~~よぉ何処で歯車ずれた
尻軽ヤンキー三姉妹かはたまたその父親
お兄ちゃん?それともティム・ロスの新恋人
嗚呼…もぅ……
何処にでもありそうな家族たちの一寸した亀裂から
今まで積み上げてきた平和な日々が
ガラガラと音をたてて崩れ落ちて行く。
ユアン・マクレガーの叔父さん、
デニス・ローソンが
お向かいのお父さん役で出てきます
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「セルフィッシュ・サマー」(2013) 60点
先日のおバカなアニキ=ポール・ラッドと
エミール・ハッシュの二人が
大きな山火事後、テキサスの広大な山中で
キャンプしながら道路に線を引く仕事を
ひと夏続ける、ってだけの映画。
エミール・ハッシュのお姉さんの彼氏が
ポール・ラッド、っていう
画面には出て来ないお姉さんを巡って
二人の心理も関係も複雑に変化して行く。
画面の中でそんなに大きく変化する場面は無い。
ただただ、破壊された大自然の中で
ひたすら二人きりで毎日毎日同じ作業を続ける、
ある意味ロードムービーww
今回はエミール・ハッシュがちょいノータリンな若造で、
ポール・ラッドはクソ真面目なカタブツ。
前回とは全然違う人みたいで…
この人ほんとカメレオン俳優。
本日の名言:
他人を侮辱するひとは、自分が不安定な人間だと周りに示しているだけ。