「グレート・ビューティー 追憶のローマ」(2013) 60点

見るなら絶対スクリーンで
と思ってた作品が忙しさにかまけているうちに終演しちゃったのであきらめかけていたトコロ、
キネカ大森にて一週間だけ、二本立てでリバイバル上映されていた。

既に断筆した作家が夜な夜な繰り広げるパーティ三昧の日々と

美しいローマの昼夜、朝焼けや夕焼けの一瞬、
遺跡のような人々、石畳が続く街角、墓石のように重厚な建物の中と外…

ゆっくりと歩く速度で、舟が水面を滑る速度で、

カメラは流麗に移動しながら
何気ない日常や、時に奇跡のような出来事を映し出す。


それはまるで、ワタシの大好きなNHKのTV番組
「世界ふれあい街歩き」3時間スペシャル

wwまたは「パーマネント・バケーション」(1980)の40年後の姿。

その全てがゆったりと流れる様子があまりにも心地良過ぎて

深く沈んだ椅子の中で落ちること三回
ww
でも大丈夫
141分間の旅はまだまだ続く。

決して退屈なんじゃない。
結構笑ったよ。

その笑いも、安っぽいコメディとは質が違う…

人間本来の可笑し味や滑稽さが愛おしく感じられる。


まるで人生という旅そのもののような映画だった。

