ヒューマントラストシネマ渋谷にて
アレックス・デ・ラ・イグレシア監督祭り~(長いわ

)「刺さった男」(2012) 59点

思えばコレはワン・シチュエーションもの。
でもその場所が
ローマ遺跡のど真ん中、っていう思いっきりオープンエアー。


しかも、
開館セレモニー中の博物館敷地内ときて
野次馬やマスコミや報道ヘリまで
一瞬にしてわんさと駆けつける。
しかも主人公=刺さった男も宣伝業界の出身。
独占インタビューの権利にはじまり、
手術の中継権、
ノンフィクション小説化権、
後の映画化権まで
遺跡保存用の鉄骨に刺さったまんま交渉しようとするサマは壮絶。

それに群がるテレビ局、エージェント、
博物館、市長、議会をも巻き込み
金と体裁を巡ってのゲスい駆け引きが延々と。
そんな中、妻のサルマ・ハエックが唯一マトモで
すげーホッとさせられる。
【
こっからネタバレ】
刺さった男の息子が駆けつけてきたら
白塗りにマトリックス・ブーツのゴスっ子でさ、父親が手術前に息子に向かって
「もし俺が死んだら、そのブーツ脱いでくれ」って言うのね。
で、何で “助かったら” じゃなくて “死んだら” なのかな、と終わってからもすっと考えて。
もし助かったら、自分が理解者として息子をずっと守ってやれるけど
死んでしまったら守れない。だからお前も大人になれよ、強くなれよというメッセージだったのかな…と。

そう考えると、あんな状況になってまで “金金” と言ってたのも
息子や家族の為だったんだな…と。


終わってみてじんと来る、

意外にもええハナシでしたわ。
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「スガラムルディの魔女」(2013) 63点

オープニングから息をもつかせぬノンストップ
前半:
質屋仮装強盗からの~後半:
魔女の村に自ら逃げ込む「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(1996)なトンデモ展開


いやぁ~~笑った


特に前半、強盗犯の仮装がいちいち可笑しくて。
スポンジボブ
の蜂の巣は衝撃映像だったけどーー
ww
で、逃走中の車内でちょいと中だるみ…

(やはりそーゆーの見るとタランティーノはスゴいと思うのです

)
魔女村に入ってからは「えーー!わーー!!ぎゃああああ!!」
といちいち声が出るスゲーー展開ww

ただねぇ……儀式長げぇ



もうここ半分の尺でエエわぁ~~
とうんざり…
そっからまだあるし


展開激しいだけに、疲れるわぁ~

あと20分短くても良かったのでは




ジェットコースターも最初は楽しくても長すぎると二度と乗りたくなくなるよね。
