「ホドロフスキーのDUNE」(2013) 87点

古今東西、死にそうにない人って居るよね。
(既に死んでる人でも。
ジョン・レノン、
ウォーホール、
アインシュタイン…)
地球で死んだフリして自分の星に帰るタイプのヤツ。ホドロフスキーもソレだった。

到底、我々と同じ引力がかかってるとは思えないバイタリティー

それどころか、この人自体、磁力を持ってるんじゃないかと思う程チャーミング

岩どころか山のように揺るがない自信と頑固さ

そして兎に角底抜けにポジティブ・シンキング



……いやね、実はホドロフスキー作品………苦手なの


wwいち映画ファンとしては「こりゃスゲー

」って思いたい…でもね…なんともあの不可思議な世界観は
凡人のワタシには到底理解出来ず…

頑張って挑戦するも睡魔に勝てずに

その度に夢の中で砂漠を彷徨う羽目になる。


なのでこの映画も見に行くの迷ってたの。
でもホラ、ワタシの信条として
「見ずに後悔するなら見て後悔しろ
」だからさ。
イヤまじ、見て良かった~~

これ見逃したら一大事だったよ。
少なくともモノを作る立場の人間としては。

世界中の、創作に携わる人は絶対見た方がイイと思う。
ホドロフスキー監督はやたらと「芸術」と言ってたけど、
芸術なんてそんな大層なモンじゃない。
たわしを作るライン工場の工員だって、
家族のご飯をつくるお母さんだってみな芸術家だと思う。毎日の惰性でやるんじゃなく、
昨日よりも良い物を作ろうと意識してるならそれは芸術。


でも結果、昨日より不味くなっちゃってもイイんだよ、と監督は教えてくれる。
失敗しても、明日また挑戦すれば良い。

挑戦し続ければ、それは決して “負け” ではない、と。

カリコレ先行上映の宣伝文句は
「驚愕、爆笑、感涙のドキュメンタリー」
正にその通りだったね

この幻の映画の壮大な計画に驚愕し、

監督のユーモアと裏で繰広げられる珍事件に爆笑し、

ちゃんと最後には感動の涙さえ誘う…


幻の映画「DUNE」…いつかは見てみたいけど


いつか誰かが引き継いで、最新の技術で仕上がるかも知れないけど…
なんかもぅ…このメイキングで満足したわ

ww