「プールサイド・デイズ」(2013) 74点

またしても!カリコレで良作発見。
やるなぁ~シネマカリテ。
全くイケてない少年が成長するひと夏の物語り。


……こう書くと良くありがちなヤツみたいだよね~
まぁね、よくあるヤツなんだけど……何だろね?ひと味違う。

でも新しいワケでもない。どっちかっちゃー古臭い。
80年代のジョン・ヒューズ臭漂う心地よい古臭さ


避暑のため、母親の新しい恋人の別荘に

嫌々やってきた14歳の少年。
恋人の家族も同じ年頃だが全く話も合わず
家族にも馴染めないどころか厄介者扱い。


隣人の女の子が気になるが、気の利いた台詞も思い浮かばない。
行き場無く迷い込んだプール遊園地で

妙に調子良く話しかけてくる大人に出会う。

遊園地の管理人?オーナー?(真の立場は明かされない)のサム・ロックウェルがね、
メチャ調子いいチャラ男でスンゴく素敵



いつまでも大人になれない…だから少年の気持ちがわかるのねん
妙に諭したり説教はしない。
いつもはしゃいで、ホラばっか吹いて
何なら少年よりずっと子供っぽい。
でも、冬の遊園地の寂しさも知ってる…

だからこそ、夏も出会いも仕事も思いっきり楽しむ。


避暑地の喧噪も、夏に取り残された少年も
画面に映る表面だけでも充分切ないのに、
見えない裏の部分…普段の学校生活
や冬のプールの事を考えると
切なくて切なくて胸が締め付けられる。


……泣きました。
全然泣かす作りじゃないのに。「チョコレート・ドーナッツ」(2012)でも泣けなかったのに。

……でもひとつ、心残りが。
「アドベンチャーランドへようこそ」(2009)の時も思ったけどさ、
この遊園地…いつか訴えられるよね
wwセクハラか雇用問題か…そのうち死亡事故も起きると思うわ

そーゆーユルさがね、たまんないんよね。



そして!ただの遊園地の従業員↑だと思ってた二人が
………まさかの監督↓だった!
