「ロンサム・カウボーイ」(1967) 53点

実は
西部劇も眠くなるんだけど、前作「ヌード・レストラン」(1965)の95分で
ワタシの “美的無重力” が適応できたから

今回は眠くならずに110分凝視できたよ~

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この映画は、面白い部分が多い。
全部通して、ってワケじゃ無いけど
ピースとしてエピソードの面白さがある。相変わらずスジや繋げ方はユルいけど
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数々の名作西部劇が作られたアリゾナ州トゥーソンにて

ウォーホール初のロケーション撮影を敢行。
ウォーホール映画にして当たり前なのだが、
ストレートの役者がオカマっぽくゲイを演じるという
ナンセンスは一切登場しない。

ゲイもしくは両刀の男達が
カウボーイ姿を男らしく自然に演じるが一見してそれとわかる。

兄弟だというカウボーイの一団は
じゃれ合い、取っ組み合いのケンカをし、
体の鍛え方や髪型、服装、誰かの彼氏…
について延々と喋り続ける。
(実際、これがこの映画のほとんどの部分)

この映画で改めて気付いた事は、
ウォーホールはフォトジェニックを見つけるのが本当に巧いということ。
この作品では金髪のジュリアンであり、彼はほとんど喋らない。
(ただ単に演技ができなかっただけかも知れない)
それはまるで彼のポートレート作品のように
堂々と、沈黙の中でも延々と、映し出される。


この映画は『同性愛的傾向を示す猥雑物』として
撮影中、FBIに監視され続けたそうだ。


↑本作撮影中のウォーホール