「善き人」(2008) 52点

昨日に引き続き、新作DVDレンタル。

劇場公開時は銀座の単館だったので行きぞびれた。

【ややバレ~】
ヒトラー統治時代のドイツ。
アルツハイマーの母とエキセントリックな妻との間で
一家でただひとり、マトモな大人=ヴィゴ・モーテンセン。
大学教授と小説家で家族を養い


料理もすれば子供の面倒もみる。



……って書くとタイトルまんま「善き人」なんだけども
後々の事まで良く考えず、特に強い信念があるワケでも無く~

とりあえず善かれと思った方向に流されてゆく普通の人。

その中途半端な善行ゆえに、周囲にいろんな不幸が巻き起こる。

モチロン時代も悪いし彼のせいだけでは無いんだけども…



結局、“悪い人”ではない、フツーの小市民のハナシ。
この、小市民役をヴィゴ・モーテンセンが演ることに意味がある映画ですな。

ナチのおエラいさんに呼び出されて終始オドオドするさまとか~

教え子に迫られながらも決して卒業までは手は出さないとか~


気弱ながら気質に生きてます、でも強気で押されると弱いです、
……みたいなカンジが何ともウマい。


でも、特に彼が演じる意味あるのかな

と疑問に思っているところに、後半まさかのナチ制服姿。

これがとにかく格好良い

嗚呼……ただフツーのひとに見えるだけではダメなんだな、
この “キメ” あってこそなんだな、と納得。



それにしても、思ってたのとはちょっと違った。

途中でみんな歌い出したりして…
wwもっと、ナチの悲惨さ
みたいな映画かと思ってたらちょっとフランス映画っぽい、シュールな作品でした。