組み付けが終わったパッソル。
しかし20キロしかスピードが出ないわ、停止きたらそのままストールするわの不具合に泣かされる。
ただ再始動は出来るしアイドリングは安定してるし
走り出しはなんとかちゃんと動く。
とりあえず思い当たるとこをひとつひとつツブして行こうか。
まずはニ次エアを疑ってみる。
44年の歳月で硬化してしまったインマニ。目視では漏れや割れは見当たらないが、エンジンかけて結合部にパークリを吹いてみる。
漏れがあればエンジンがストールするが、とくに変化なし。ニ次エアは吸ってないみたいだ。
次はイグニッションコイル。ベスパ のときはコイルの接触不良で走行中に失火し、オーバーフローしたために走行不能になり、真夏の炎天下押し歩きの刑を食らったんだっけ。
プラグを外してアース当ててキック。
火花は元気に出るのでイグニッションコイルは大丈夫と思われる。
エアクリーナーはフィルターのスポンジを交換。
古い車体はこれが風化して粉々になり、キャブ に吸い込まれてキャブ 詰まりによるトラブルがよく起きるが、この車体はとりあえず大丈夫みたいだ。
念のため新しいスポンジに交換しておく。
キャブ の洗浄。前にも2回ほど行ったが念のために再度しっかりクリーニングする。
ついでに古くなって硬化したフューエルホースを新品に交換しておこう。
ホース交換時に先日交換したタンクからコックへのホースをチェック。
あ!ホースの曲がり部分がツブれてしまってる!
これじゃガソリンがマトモに落ちてこねーわ。
ためしにコックをオンにしてガソリンを流してみたら僅かにしか落ちない。
…ってことはコレが原因でガソリンの供給が追いつかずにガス欠状態になっていたのか。
それならガソリンがキャブ のフロートチャンバーがガソリンで満たされている始動時のアイドリングや走行時はマトモに動くのも納得できる。
ホースがツブれないように引き直しした。
ほかチェックをしながらエアクリやキャブ を復元していきます。
最低限走れる状態になったら再度試走。
スロットルを少しずつ開けて加速していく。
20キロ、30キロとスムーズに伸びて、無事にメーターを振り切る(パッソルのメーターは40キロまで)まで淀みなく加速してくれる。
しばらく走っても失速やストールもしない。
良かったー!直った‼︎
これにて無事パッソルの再生終了!
今後は下駄バイクとして頑張って貰おう。
1977年(昭和52年)、当時人気だったホンダのロードパルの対抗馬として発売。
今や当たり前となったステップスルーなど現在のスクーターの原型とも言えるモデル。
ちなみに湘南爆走族の主人公江口洋助のセカンドマシンだったり、尾崎豊「15の夜」の“”盗んだバイクで走りだす“”のバイクの正体だったりする。
女性向けに開発されたバイクのわりにはヤンキー御用達というイメージがありますね。(笑)
ま、いずれにしてもパッソルは名車ですね。








