こんにちは。数あるブログの中からご訪問あ りがとうございます。このブログは私の個人 的感想や経験なので1例として参考にしてい ただけたら幸いです。


研究室の環境つくりに並んで私が重要視していることは自分の作業まわりです。本来はデスクまわりと言うのかもしれませんが私はゼミや数人のミーティングができる大きめのテーブルで作業しています。


私個人の机があったほうが良いのでは?とボスからも聞かれたのですが、お部屋の間取り的にボスに背を向けるかボスから見えない位置に置かなければならないので止めました。


私の作業テーブルはお部屋の中央に置かれています。片側3名ほどが並んで座れる大きさです。そこで作業はしますが業務が終わらなかった場合は退勤の時に別の場所に片付けて帰るので基本的にテーブルの上はいつもすっきりしています。


おそらくボスはテーブルだろうとどこであろうとスペースが空いていれば書籍やペーパー類(講義メモなど)や書類を置いておきたいのだと思います。学者さんあるあるなのですが、届く書籍、雑誌、論文や新聞など本当にたくさんあるので(頼んでいないもの含む)とりあえず一時的にどこかに置いておいておきたくなるのです。ただこの「一時的」は「永遠」になるのが人間なのです。なのでテーブルの上を私が常にすっきりさせておくことでボスにもプレッシャーをかけています(笑)。


作業だけの日もあれば、出勤すると突発的な予定を言われることもあります。出勤してしばらくするとボスは講義に出られるので、その前に「今日やらないといけないこと」を打ち合わせします。ボスも私も雑談をしたくなるのを堪え(笑)、早急に処理することがあれば確認します。


ボスから急遽頼まれた場合はそれを優先しますが何も無ければ普段どおりの業務をするということになります。ただ、予約なしの来客があった場合も想定してなるべく前半戦にいつもの作業を詰め込みます。なのでとにかくその作業を効率良く行うための作業まわりを常に作っておくことが要になります。


作業内容(行う内容)までは真似できませんが、その作業まわりに刺激された職業が2つあります。「鍛冶屋」と「ドラマー」です。


鍛冶屋さんに限らないとは思うのですが、職人さんの作業まわりは作業しやすいように工具や道具がそばに置いてあって効率良く作業が進んでいくように感じるのです。技もさることながらスピーディーかつ正確に作業を進めるには道具類の配置も大事なのだと思います。そして道具を使い終わるときちんと同じところに戻す。手を伸ばせばいつでも同じ道具があり、終わったら元の場所に戻す。これは私も作業で大事にしていることです。


ある程度テーブルに作業するものを広げますが、整理する執筆物、使う文房具は決めた場所に置きます。私は紙を片手で持つ時は左手、道具は右手です。なので執筆物は左側、道具は右側に置くのは絶対変えません。道具もペン、物差し、カッター、付箋も右側の決まった位置に置くので手を伸ばせば(見なくても)その道具を取れるようにします。ノートパソコンは自分の真ん前で、マウスは無線にします。ノートパソコンと無線マウスならもしものときでも素早く片付けられます。

飲み物は鞄の中に入れておいて必要な時に飲んでまた鞄にしまいます。万が一こぼして紙が濡れると困るからです。


あとはゴミ箱と古紙入れとシュレッダーの位置です。作業しているとゴミは必ずでます。持ち運びしやすい段ボール素材のゴミ箱と古紙入れ袋は右側足元近くに置きます。シュレッダーはテーブルの下に収納できるサイズのもので(A4サイズ以下が処理できる)必要な時にテーブル下からひっぱりだして終わったらしまいます。なのでシュレッダー作業(糊のいる作業も他のものに糊がつかないよう)はまとめて行います。

ゴミも毎回捨てて、ゴミ箱やシュレッダーも毎回ゴミがない状態にします。


道具の配置などは鍛冶屋さん(はじめ職人さん)

を参考にしていますが、「さばく速度」はドラマーが理想です。プロドラマーの方はとてつもなく速く叩くのに正確な音を出していらっしゃいます。しかも数種類のドラム(別の呼び方があるかもしれませんがご容赦ください)を瞬時に使い分け、足元でまた違うドラムをさばく。まさに「マルチタスクの神業」として尊敬しています。


同じ業界で作業の参考にさせていただく方々もたくさんいるのですが、異業種でもこうして興味をもって見てみると自分の業務のヒントになることはあると私は常々思っています。