こんにちは。数あるブログの中からご訪問あ りがとうございます。このブログは私の個人 的感想や経験なので1例として参考にしてい ただけたら幸いです。
うちのボスは体力があると思います。「最近疲れが溜まっている」とおっしゃいますが、ハードなスケジュールをめったにキャンセルすることもなくこなされ、会食も連日続いても予定が調整できるかぎりは参加されています。感染症にかかったとき以外寝込むということを見たことがありません。
昔の私は「大学の先生って講義だけするんじゃないの?楽そう」と思っていました。なんとなく自由に時間が使えて気楽そうなイメージをもっていたのです。先生によるとは思うので一概には言えませんが、実際のところほとんどの大学の先生は息をつく暇もないほど忙しくされていると思います。
うちのボスは講義や学生の学業指導にとにかく手を抜きません。もう充分今の知識だけで講義されてもいいのでは?と思うのですが、郵便で届く書籍の量やシュレッダー行き箱には講義の構想がびっしり書かれたメモが毎回入っています。
講義以外の大学の仕事もありますしもちろん個人のお仕事も睡眠を削ってこなされているとおもいます。それに加えて研究室運営業務も率先してやってくれます。とにかく「活力」がある方なのです。
そんなボスなので私も健康について意識的に気を配ることをしてきませんでした。
でも、先日よほど疲れが溜まっているのではないか?と気付いたことがありました。
普段ボスはコーヒーを飲む時ブラックを好まれます。その他の飲み物ですと、水よりお茶を好まれます。薄いお茶より渋めの濃いお茶が好きなのはペットボトルを買って来られたときにラベルから学習しました。甘い飲み物は基本的に飲まれず、どちらかといえば苦みのある飲み物を好まれます。
ところがある日研究室のゴミ箱に「甘いコーヒーや紅茶」の入っていた入れ物が捨てられていました。そんなことは今までなかったのでびっくりしましたが、たまたまかな?と思ってその日は何も聞きませんでした。でも、またある日同じ甘い飲み物の入れ物が捨てられていたので「相当疲れが溜まってるのかな」と心配になりました。
また別の日、講義から帰ってきたボスがやはり同じ甘い飲み物を手に持っているので「お疲れ様でした」も言わず「相当お疲れ溜まっていませんか?」とすぐに聞いてしまいました。もっと気の利いた聞き方もあったかもしれませんが、驚いて思わずそう聞いてしまいました。
「甘い飲み物は基本的に飲まないんだけど、最近は飲むと癒やされる」とのことでした。その日は1時間ほどしてからブラックコーヒーをお淹れしましたが、いつもの飲み物を飲まれている姿を見ると安心します。
今までボスは疲れ知らずと思い込んでいましたが、小さな疲れがやがて大病に繋がることもあるので些細なことでも見逃してはいけませんね(反省)。ボスの場合、嗜好品はコンディションを知る良いバロメーターになりそうなので今後も見逃さないようにしようと思います。