こんにちは。数あるブログの中からご訪問あ りがとうございます。このブログは私の個人 的感想や経験なので1例として参考にしてい ただけたら幸いです。


ボスや研究室のメンバーとの雑談でよく話題に上がるのが「旅」です。ボスも色々な場所に出張で行かれますし、研究室のメンバーも旅行や留学に行くことが多いです。留学生が帰国するときは「研究室のメンバーで会いに行くね」となったりもします。


私を含めみんな旅好きなのだと思います。普段はみな各々で旅しますが、たまに研究室の行けるメンバーで旅に行こう!と盛り上がり計画が進むこともあります。個人旅行も楽しいですが、研究室のメンバーとの旅行も新たな知見を得ることができて楽しいのです。数日間「(例えて言うなら)同じ釜の飯を食う」旅行をしているとまた違った一面をお互いに発見できて繋がりが深くなります。


旅の前には「訪問する土地や場所に関連した書籍を何冊か読んでおいてください」とボスから提案があります。皆さん本当に勉強熱心なので出発まで、たまに移動中(電車や飛行機の中)も関連書籍で情報収集に余念がありません。


私はといえばズボラなので「着いたらボスが教えてくれるはず」という甘い考えでいます(毎回反省、でも繰り返す)。でも、なにか役に立ちたいとは思っているので私の「担当」の情報を仕入れることにフォーカスします。


訪問先やスケジュールは旅行前にだいたい決めていきます。「歴史的な場所」「面白そうな場所」「飲食店」のだいたい3つの担当がなんとなく毎回自然に分担されます。1つ目はボスの知識が突出しているのでボスが担当で、次の2つは院生やAさん(※過去の記事を参照してください)が決めて調べてくれます。


じゃあ私は何をするのか?それは私個人的にも旅の楽しみにしている「御当地ドラッグストア」探しです。 、、、ドラッグストア?と思うかもしれませんが、わりと旅先で利用することがあるのです。バタバタと支度した場合うっかり持っていくものを忘れたとか、旅先で使い切りのものを買って行き帰りの荷物を減らすとか、備え付けのアメニティがないとか、急な病気や怪我をしたが病院にお世話になるほどではないから薬を買いたいとか、意外と利用することがあると思うのです。他にも飲み物やお菓子(最近では軽食もありますので驚き)もありますし、旅先でいつも重宝するのです。


宿泊先を選ぶときに私はドラッグストアをまず見つけてから周辺の宿を探すほどです(笑)。うちの研究室は現地集合現地解散をモットーにしていますが、やはり集まりやすさを意識してだいたいみんな同じか近くの宿になることが多いです。


現地に着いて必要とあれば私の担当「ドラッグストア」情報をすぐ提供できるように準備しているのですが、いまだかつて提供を求められたことがありません(泣)。夜ご飯のあとだいたいみんな同じ方向に帰るので途中ドラッグストアがあると「あ、ドラッグある!寄ろうか」のような流れになるからです。


ではなぜ私は旅先でドラッグストアに興味があるかといいますと、自分の居住地や勤務先周辺には見かけない名前のドラッグストアがあるので興味をそそられるのです。名前がとてもユニークなものは調べてみると奥深い由来があったり、昔は薬屋さんを営んでいたけれど今はチェーン店傘下など歴史もあったりするので勉強になります。


店内をじっくり見てみると、販売されている物品も御当地感があったりします。その地域の方の習慣や必要とされているものが売られていたりして勉強になります。調剤薬局があるドラッグストアは薬剤師さんが常連の方と世間話で健康相談にのっていたりして、まさに昔ながらの地域の薬局のようなところも見かけたことがあります。


私の小さかった頃まだドラッグストアがなくて薬局に薬を買いに行ったのですが(病院に行くほどでもないとき)、文房具やアメをくれたり、世間話もしたりできるちょっとした社交の場でした。そんなノスタルジーを今のドラッグストアにふと感じたりします。


昔のものが無くなっていくのも寂しいものですがドラッグストアのように新しいカタチで地域に根ざし、私のような旅行客にも便利かつノスタルジーを与えてくれる場所が旅先に増えたらいいなあと思っています。