こんにちは。数あるブログの中からご訪問ありがとうございます。このブログは私の個人的感想や経験なので1例として参考にしていただけたら幸いです。


表題について今日はお話ししようと思います。

長くなるかもしれませんがよければお付き合いください。

私は素敵な人を参考にしたり真似したりすることが昔から大好きでした。小さい頃に1人で考えて行動しなければならない場面が多かったのでとにかく見本になる人をみつけて良いところを模倣しながら切り抜けてきた幼少期でした。その習性が成人してからも続いていて、秘書のお仕事をするようになってからもとにかく素敵な秘書の方の真似をしてきました。本を読み漁りユーチューブを見まくり、ためになりそうなセミナーにも自己投資と考えて時間とお金を使ってきました。勉強が嫌いでしたが(知恵熱だしながら勉強して)秘書検定も取りました。知識的には成長できたと思います(他の方にくらべたらまだまだですけどね)。ただいつもどこかで「モヤモヤ」したものを感じていたのです。その「モヤモヤ」の理由が判明した出来事が最近あり、このブログをやってみようというきっかけにもなりました。


ある日、いつものようにうちのボス(上司である大学の先生)と仕事の合間にAさんという方の話になりました。Aさんはうちの研究室の修士課程を終了し先生と一緒に執筆のお仕事をしています。私はレポートやプレゼン資料のAさんの文章が大好きでした。難しい内容もわかりやすく楽しんでも読めて、まるでAさんの温厚でユーモアのある人柄が文章という姿に変わったような印象があったのです。でも、添付するエビデンスやデータは正確で読む人にとっては「ためになることを面白く読める」文章だなと感じていました。人からの信頼もあったAさんのもとには校正の依頼が殺到し、優しいAさんはそれを優先して引き受けるお仕事をされていました。そんなAさんを知っているボスは「他人の文章の校正ばかりでなく、AさんもそろそろAさんらしい文章で仕事をしていってもいいとおもう。だから今回記事の依頼をした」とポツリとおっしゃいました。私はそのときはっとしたのです。私も人の真似や模倣をすることで満たされた気持ちになっていましたが、そろそろ「私らしい秘書業務」をやっていくのも必要かもとはっとさせられたのです。ずっとモヤモヤしていたものはこれだったと確信しました。基本的な業務にプラスして私のオリジナリティを出していこう、それがボスや研究室のためになればいいなと考えました。

とはいえまだなにが自分らしい秘書業務なのか模索中です。過去の業務の振り返りや新しく業務で取り入れたことの記録の中で「私らしい秘書業務」を発見していきたい、そんなブログになればいいなと決心した2024年春です😃