「オテロ」と聞いてもピンとこない方も多いと思います。

でも、「オセロ」なら、どうでしょうか？

それでも、「オセロゲーム」しか、

思い浮かばない方もいらっしゃるかもしれませんが……。

「オセロゲーム」の「オセロ」は、シェイクスピアの戯曲「オセロ」から採られたものだそうです。

そして、「オセロ」Othelloをイタリア語読みすると「オテロ」になります。

要は、シェイクスピア劇をオペラ化したものです。

オペラにしたのは、歌劇王とも呼ばれる、ジュゼッペ・ヴェルディで、

彼の最高傑作という方もいます。

私も同意見ですが、ただ、「椿姫」「アイーダ」「リゴレット」あたりの方が、

一般には有名かもしれませんね。

ムーア人（黒人）オテロは、白人で美しいデズデモナを妻にするものの、

悪臣イヤーゴの奸計によって、妻が浮気していると苦しみ、

最後は、妻を殺してしまう……という悲劇です。

なお、ゲームのオセロは、白黒が、オセロとデズデモナを連想させたり、

その反転が「裏切り」を思わせたり、というあたりから名付けられたそうです。

水曜日に観に行きました。会場は、初台の新国立劇場。

ただ、普通はオペラは大劇場を使いますが、この日は、

新国立劇場の主催公演ではないこともあり、中劇場で上演。

ここは普段は大規模な演劇・ミュージカルなどが上演されることが多いのです。

ちなみにこの日は、大劇場はバレエをやっていたようです。

なお、小劇場もあって、そちらは演劇中心です。

大きいポスターは無くて、小さいポスターを一杯貼ってありました。

全４幕（３幕物が多い）ですが、オペラにしては短め（？）で、２時間半程度。

中劇場入口から、建物の入り口の方を振り返りました。

こちらは向かって左側。

オペラやバレエの衣装などが展示されています。

向かって右側も。

４月には、主催公演・大劇場でオテロをやるようです。

まあ、音楽ブログではないので、

あまりマニアックなことは書きませんが、

中々の出来で満足しました。

舞台装置は第１幕の、嵐の中を船が帰ってくるのを待っているシーンでは、

大道具というか舞台装置がなく、照明だけで演出されていました。

その方向で行くのかなと思っていましたら、第２幕以降は、

結構立派な舞台装置が出ていました。

歌手陣やオーケストラも中々良かったのですが、

ヒロインのデズデモナ役の女性歌手がちょっと声量が弱かった気もしました。

（体調のせいかもしれませんが。）

シェイクスピア劇のオセロは、そんなに大人物の感じはしないが、

オペラのオテロは、立派なアリアもあって、

なんか大人物っぽく見えるとよく言われますが、

それでも、やや小規模な上演だったので、

原作のキャラクターがむしろ出ているようにも感じました。

（やっぱりマニアック的になってる？）

さて、これが終わってからTip東新宿まで結構歩きました。

新宿は休館でしたので。

いつもは、光廣さんのファイティングラッシュに出ますが、

やはり体調イマイチだったので、久しぶりに、

立里IRのアクティブストレッチにしました。

オペラの時は何とか寝ないで済みましたが、

体調的にはこの程度のストレッチがちょうど良い感じでした。

日付が変わって昨日になりました。

雪の日、好き？

⇒子供の頃は好きでしたが、最近は色々支障が多くて嫌だな、と思ってしまいます。

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2月15日（水） オペラ「オテロ」鑑賞 ＆ Tip東新宿など

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