前回までは、中小企業診断士試験を受験したときの話を書きました。

 

今回は、実務補習を受けたときの話を書こうと思います。

 

【参加した実務補習のコース】

 

平成25年 東京地区15日間コース

 

【上記を受けることにした経緯】

実家が東京に隣接した県にありますが、東京の実務補習を受ける場合、日程が飛び飛びで、北陸と何往復も行き来しなければならず、時間もお金もかかるため、当初は実務補習ではなく、実務従事で登録できないかと考えました。

 

当時は、今のようにオンラインの実務従事などありません。

 

そのため、住んでいる県の協会で行っている会員向けの実務従事に参加して、登録するというのが認められるのか、県の診断協会に電話で問い合わせてみました。

 

(電話には事務の方が出てくださいましたが、県の診断協会の方とお話したのはその時が初めてでした。)

 

やはり、県の実務従事では、登録は認められないことを教えて頂きました。

 

そして、実務補習を受けるのであれば、一気に受けて一気に登録したいと考え、15日コースを受けることに決めました。

 

【実務補習のメンバー】

 

メンバーは、20代~60代までの計6人+指導員の先生。

 

15日間同じメンバーだったので、結束も強まり、15日コースにして大正解でした。

 

私は、地方で独学受験で、周りに診断士や受験生がいない環境だったので、実務補習のメンバーが、初めて仲良くなった診断士の方々でした。

 

女性で北陸に住んでおり、隣の県の実家から通う専業主婦は当然私しかおらず、私はかなり異色な存在でした。。

 

【実務補習の場所について】

 

初日は中小企業会館に集合し、その後1社目のヒアリングに移動しました。

 

指導員の先生がとある施設のインキュベーションマネージャーをなさっており、初日から3社目の診断終了まで、基本的にその施設の会議室を利用させて頂きました。

 

実家からは、片道1時間半くらいかけて通っていました。

 

私以外の方は、研修場所から1時間以内の場所に住んでおり、住所でグループ分けされているのかな?と皆で話していました。

 

中小企業会館だと、実家から2時間半位かかってしまうので、本当に助かりました。 

 

事前に調べたネット情報では、中小企業会館の場合は、座席やノートPC用の電源が争奪戦になるとも書いてありましたが、そういったこととも無縁の快適な環境でした。

 

【実務補習の内容】

 

1社目 製造業 …財務担当 

 

2社目 製造業 …人事労務担当

 

3社目 サービス業 …運営管理担当

 

【感想】

 

皆さん優秀な方ばかりで、プレゼンや考え方などがすごく勉強になりました。

 

1日目:ヒアリング

2日目:方向性のすり合わせ

2日目から3日目までの数日間で報告書作成

3日目、4日目:各パート毎に報告書の内容を確認

5日目:報告会

 

というパターンでしたが、私は大体いつも3日目、4日目に、大幅書き直しで苦労していました(笑)

 

また、結果的には大丈夫でしたが、体調不良で欠席する日が発生してしまうと追加で受講しなければならないため、それがとても心配でした。

 

北陸から参加しているので、追加で受けるとなると、受講料だけでなく交通費も余分にかかるし、日程調整などもやはり大変だからです。

 

(私は宿泊費はかかりませんでしたが、宿も必要な方は宿泊費もかかるし、大変ですよね。)

 

15日間とてもハードスケジュールで、とても大変でしたが、メンバーの皆さんとも仲良くなれて、すごく楽しかったなという思い出です。

 

診断先の方に「ありがとう」と言って頂けることが、こんなに嬉しいものなんだと知ることも出来ました。

 

最終日の修了式は、「やっと終わったー!!」と感動もひとしおでした。