こんばんは。

 

私が2012年に20代&地方在住の専業主婦時代に、中小企業診断士試験に独学一発合格したときのことを書いています。

 

以下、①~④の構成となっています。

 

①まず最初に取り組んだこと 

 

②一次試験の勉強方法 

     

③二次試験/筆記試験の勉強方法 ←いまここ

 

④二次試験/口述試験の勉強方法

 

今日は、二次の筆記試験について書いていこうと思います。

 

【8月の勉強方法】

8月初旬に一次試験を受け、自己採点の結果合格点でした。

 

しかし、一次試験の疲れで、少し勉強から離れたかった私は、実家に帰り、しばし休息を取っていました。

 

そして、お盆明け頃から、二次試験の概要を調べ、TACの模試の申し込みをしました。

 

この時点で既に出遅れていますね^^;

 

この頃は、まだ筆記試験の恐ろしさを理解していない時期でした。。。

 

【9月の勉強方法】

 

TACの模試を受けた結果全然ダメでした。

 

本格的に筆記対策に取り掛かりました。

 

筆記試験の解法は、人それぞれ合うものが異なり、その人に合ったテキストを使うと良いという話があると思います。

 

私は、TACの問題集や、さかなでさんのブログを参考に「2次試験事例攻略のセオリー」という本を読んでもどうもしっくりきませんでした。

 

その後、過去問演習に取り掛かりました。

 

そこで大問題にぶちあたりました。

 

80分時間を測って、問題を解こうとしても、頭には答えが思い浮かんでいるのに言語化できないのです。

 

全然文章として書けないため、80分経過しても、解答用紙が白紙のままになってしまうのです。

 

私は、中小企業診断協会の出題の趣旨やTACの過去問題集、その他ネットで拾ってきたLEC等の模範解答などを参考にしていましたが、模範解答を読むと、自分が考えていたこととほとんど同じ内容で、この内容で良いんだと思うのですが、書けないのです。

 

筆記試験が近づいているのに、この状況でいよいよ焦ってきました。

 

【10月の勉強方法】

 

この時期になると、朝起きてから夜寝るまで、本当にずっと勉強していました。

 

10月に入ってからも「頭に答えが浮かんでいるのに、書けない」の状況が続いており、ネットで対策を調べまくりました。

 

その結果AASという中小企業診断士の二次試験対策専門校のホームページに、過去の再現答案と合格体験記が掲載されているのを

見つけました。

 

そのAASの再現答案が私にはしっくり来たのですが、もう10月に入っているので、今更講座に申し込むことも出来ない状況。。

 

しかし、同友館の「企業診断」のバックナンバーで、AASの先生が筆記試験の解法について連載した記事があり、そのバックナンバーが自宅の近所にある大きな図書館でコピーが取れることを調べ、無事ゲットすることが出来ました。

 

私には、その記事がすごく参考になり、言い回し集を自分で作ったりしたところ、なんとか時間内に解答を書けるようになりました。

 

他には、ふぞろいな合格答案もやはりとても役に立ちました。

 

【筆記試験当日について】

 

事例Ⅰ~Ⅲについては、例年通りと言ったところでした。

 

事例Ⅱのコーズリレーテッドマーケティングの設問については、言葉自体を聞いたことがありませんでしたが、与件の文章の中で他の解答に使用していない部分を使って解答しました。

 

そして、最後の事例Ⅳで異変が!!

 

なぜか例年と異なり、財務諸表の穴埋め問題や計算問題がたくさん出題されているのです。

 

会場内はざわついていましたが、私は、「何これラッキー問題じゃん!」と思いました。

 

経理をやっていて、仕事でも財務諸表を作成し、大学受験では数学を選択し、部分点の大切さを知っている私は、とにかくここで点を取らなければ!と必死で事例Ⅳを解きました。

 

その甲斐あってか、奇跡的に筆記試験も合格出来たのでした。

 

④二次試験/口述試験の勉強方法へつづく。