今日は【食物アレルギーの薬物療法】に
ついて書いていきたいと思います。
食物アレルギーの予防薬や、早く耐性を
獲得する(食べられるようになる)薬はありません。
食物アレルギーにおける薬物療法は
原因となる食物の除去と平行して行う補助療法です。
診断が確定し症状が安定すれば中止することが可能です。
抗ヒスタミン薬
かゆみなどの皮膚症状をコントロールする
ために処方されます。
また原因食物の誤食時のアナフィラキシー対応
として処方されることがありますが
効果は限定的です。
アナフィラキシーの治療
過去にアナフィラキシーショックを
起こしたことがある場合や、
アナフィラキシーを起こす可能性が高い
と予想される場合、携帯できる
アドレナリン自己注射
(商品名:エピペン)を処方されます。
医師が処方するもので、本人・保護者・救急救命士が注射できます。
ステロイド(外用薬)
かゆみなどの皮膚症状をコントロール
するために処方されます。
症状があるうちは継続して十分量の
軟膏を塗布することが重要です。
不十分なスキンケアは効果を
減弱させるため、まずはスキンケアを
十分に行います。
原因食物の除去をすることで
通常は必要なくなります。
→※参考:スキンケア
経口インタール
処方の適応は食物アレルギーに
関連する皮膚症状のみです。
適切な除去食を行えば、ほとんどの
場合は服用の必要はありません。
多くの食物にアレルギー反応が起こり、
除去食や皮膚の管理を十分に
行っているにも関わらず
皮膚症状が改善されない場合に服用します。
次回は『アナフィラキシーの症状と対応』について書きたいと思います。

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