PPT 「色のイメージを利用する」 とビフォー/アフターの差を色で強調する及び反転/サブカラー/無彩色で変化をつける

色のイメージを利用する

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色には一般的なイメージがあります。たとえば「赤」なら生命力や情熱、怒り、「青」なら静けさ、安らぎ、誠実さなど。上記のグラフは、各項目が表す意味と色のイメージを連動させ、グラフの内容を直感的に読み取れるよう工夫しています。

ビフォー/アフターの差を色で強調する

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過去/未来、理想/現実、メリット/デメリットなど、プレゼンではたびたび「対比」で物事の違いを強調することがありますが、そんなときは色も併せて変化をつけるのがおすすめです。

上記はプレゼン資料の表紙についてデザイン適用前/後を比較しているサンプル。BEFORE/AFTER間の違いは「キャプション(図版を説明する短文)の色の変化の有無」ですが、変化のあるAFTERの方がその差をより一層強く感じられます。具体的には、ネガティブな事柄には暗めのくすんだ色を、ポジティブなものには明るめの鮮やかな色を使うのがよいでしょう。

反転/サブカラー/無彩色で変化をつける

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色を使って図形のバリエーションを作るとき、赤→青→緑といったように次々と色を変えてしまうと、すぐに資料が色でいっぱいになってしまいます。そこでまずは既存の色を反転させたり、淡く調整(サブカラー)、もしくは無彩色を組み合わせるのがおすすめ。他の色に手をつけるのは、それからでも遅くありません。