行政書士の 奥野 剛 です。
今年も残すところあと2ヶ月… 1年経つのって早いですねぇ
めったに書かない適当なブログですが、今回のお題の第5話で今年を締めくくろうか、などと考えております。
さて、前回は4アマの資格取得について書いてみました。いまやCBT方式で楽々ですよね。
で…
そもそも無線局というのは、大きく「業務用」と「アマチュア」に分けられているんですよ。
これ、どちらが上位というわけではなく、またイメージとしては…
①資格(者)+②無線設備+③免許状=無線局
と、それぞれがセットになっている感じでしょうか。
これをFPVドローンに当てはめてみた場合…
長くなるから小難しい話はもうやめておきましょう。
(そういえば昨日、JUTMの方と30分くらい世間話で話し込んでしまいました ちゃんとしたルールはあるので、ニーズがあったらどっかで書くかも、です。)
第2関門 ドローンと必要な機器の購入【難易度:中】
まずは、FPVマイクロドローン、プロポ(操縦機)、ゴーグル、充電池etcを買いました。
セット売りを買えばよいのでしょうが、どうせなら気に入ったものが欲しいわけですよ
なので素人が無謀にも全部バラバラで買い揃えたんです。
当時は周りに教えてくれる人もいないし、近くにショップがあるわけでもないので、自力でのネット購入になる訳ですが、安い買い物ではないので失敗しないように結構調べましたね。
~とりあえず分かったこと~
《あくまでも過去の主観ですので》
① プロポにはモード1と2があり、操縦の仕方が異なる。(DJIとかと一緒)
② 「プロポの操作→ドローンの動きへの通信」には、2.4GHz帯で技術基準に適合した小電力データ通信が使われている。(資格も免許もいらない)
③ 「ドローンのカメラ映像→ゴーグルへの通信」には、現状5.8GHz帯VTX(海外製のビデオトランスミッター:映像送信機)を日本のレギュレーションに合わせてJARDかTSSの保証認定を受けた5.6GHz帯のチャンネルが使われている。(←ここに資格と免許がいります。なので送信機系統図も必要)
④ つまりTX(トランスミッター:送信機)とRX(レシーバー:受信機)の組合せが2種類あって、それぞれ違う周波数で同時に通信が行われている。
⑤ プロポとドローンとの間の通信ではプロトコル(送信機と受信機との間の決まり事:よく言語にたとえられます。)が同じでないといけない(←これ注意)
⑥ ドローンは購入時にプロトコルが決まっている(後から変更も可能:ちょっと面倒くさい)
➆ プロポもメーカーによりプロトコルが決まっているものがある。
⑧ プロポにはOpen TX / Edge TX(複数のプロトコルに対応)というものがあって価格も安い。(ファームアップとか設定が嫌いじゃなければお勧めかも)
⑨ ゴーグルは基本的に映像受信機なので見えやすさ、使いやすさ、サイズ以外は特に注意する必要はないかも(ラジオのオートスキャンみたいな感じ)
⑩ レビューの評価がそこそこ高く、ポピュラーで予算の範囲内で無理のないものを買った方が良さそう(中の下くらいのグレード)
《次回:無線局の開局申請 へと続く》
当時自分が購入したものがこちら↓
《この段階でドローンにバッテリーやPCを繋ぐと、VTXに通電してしまいますので…》