最近、「知的資産経営」という言葉を耳にします。

特許や実用新案といったものは「知的財産」ですが、「知的資産」とは「知的財産」も含むその企業の人材や経営理念やビジネスモデルなども包含した「知的財産」よりも広い概念です。


今、この「知的資産」を企業経営に生かす取り組みが研究されており、私たち行政書士も「知的資産経営報告書」の作成などを通して企業経営の活性化のお役にたたせていただいております。


そこで今回は、企業の「知的資産」を考えるために一冊の本をご紹介します。


日本の産業構造が変わる中、従来型のビジネスでは行き詰まっている企業も多く存在します。


この書籍は、すでに存在している企業が今まで培ってきたビジネスモデルを基に、異業種の考え方を取り入れるなどして、新しいビジネスモデルを構築していく実例が多く紹介されています。


じつのところ、本書で紹介される企業はいわゆる「大企業」で、私たち行政書士のおもなフィールドである中小企業とはかけ離れた感もなくはないです。

しかし経営のヒントはどこにあるかわかりません。

「自分とは関係のない世界の話だ」と言いてしまってはもったいない。


このような変化にとんだ時代、どこにヒントが転がっているかわかりませんよ?


起業!開業!お助け屋