鳩山総理はじめ、日本の歴代総理大臣の声から学ぶ!~声の出し方、話し方でこんなに違う!~
アメリカ大統領は日頃からボイストレーニングを受け、その訓練された声や話し方で
「威厳」「信頼」「安心感」といった印象を与えていますが、日本の総理大臣はどうでしょうか?
小泉元総理はそれほど声が良い、というわけではありませんでしたが、何故か説得力や迫力はありましたよね!
特に大相撲で元横綱 貴乃花が優勝した時に「痛みに耐えてよく頑張った! 感動したっ! おめでとう!」の賛辞は記憶に新しいですね。
この時の名ゼリフ「感動したっ!」は流行語にもなりました。
そんな小泉元総理の就任挨拶から・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=1vwMSG9muIY&feature=related
(上記URL2:50から参照)
○ 言葉の歯切れがとても良い
○ 発声が安定している
○ 話すスピードか聞きやすい
○ 声にブレがなく安定した話し方である
○ (5:10辺りから~6:20まで)特に訴えたい個所になると腹部から発声している
挨拶途中、(上記URL参照) 5:28で思わず拍手が沸きますが、これは、話し手である小泉前総理が、しっかり腹部を支え土台とし、丹田辺りから発声が出来ているため聞き手に「気」が届くからなんです。
こうした話し方を取入れると説得力や力強さが感じられる話し方が出来るようになります。
つづいて、
安倍元総理の自民党安倍総裁メッセージより・・・
http://www.youtube.com/watch?v=KdErPfjaA3U&feature=related
(上記URL0:10より)
上品な話し方で、とても良い声でいらっしゃいますが、
口の開きが小さいため滑舌が良くなく所々で言葉が滑ることがあり、「あ、い、う、え、お」の口の形がきちんと発音されていないことで聞き取りにくい発音になってしまっています。
例えば、上記URL 0:22より「私は国民の皆さんの~」の「皆さん」ですが、「みな」の発音があいまいで「みぁさん」と聞こえてしまったり、
1:44「これらの国民の皆さんの怒りに~」の「これ」が
「こぇら」と発音されていたりと、声が良いのに少し残念ですね!
あと、鼻にかかる声で「鼻腔発声」という発声があり、柔らかい印象を与えますが、力強く発言したい時や答弁などのときには、身体に響かせる発声方法を使うことで、より信頼感が増し印象ももっと変わったかもしれません。
黒柳徹子さんや、幸田シャーミンさん、俵孝太郎さんなども「鼻腔発声」です。
更には、
麻生元総理「所信表明演説」より・・・・
独特のリズムを持った個性的な話し方で声も前に出ているので迫力も感じられますが、語尾を伸ばす癖があります。
○ 0:14「また~中山国土~交通大臣にかえ~」
○ 0:18「カネコ~国土交通大臣を~
○ 0:37「わたくし~麻生太郎は~」
上記に挙げたように、
「また~、わたくし~」
などと、言葉の語尾を伸ばす癖は聞いていてあまり気持ちのよいものではありません。
また、口のあけ方も小さく咽が絞まったような発声の仕方でイガイガした声に聞こえるのは少し残念です。
ある意味印象に残る声ですが、長く聞いていたい声ではありませんね(^^;
麻生元総理が、言葉の語尾を引っ張るのをやめ、咽を絞めずに発声すると、見違えるくらい聞きやすく好印象を与える声に変身するはずです!
そして、現総理の鳩山首相の演説より・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=CjrIN72-kNU&feature=related
話すスピードや間はとても良く聞きやすいのですが、腹筋を使った発声が弱く、力強さに欠け「威厳」が感じられません。
下半身に重心を置き、腹筋を使って丹田からの発声を訓練すると、更に深みのある発声が出来るようになり、印象も変化するように思います。
更には、インタビューに答える話し方から・・・
(下記URL参照)
http://www.youtube.com/watch?v=PFErbF-UwYA&feature=channel (0:12より)
口が開き方がかなり小さく、口先だけが開いているので、せっかく良い内容を伝えていても、発声が弱いため、聞き手に思いが届きにくくなっているのが残念です。
そして、表情があまり動かず、表情筋が使えていないため声に表情がありません。
声の表情は、顔の表情がとても関係しているんですよ。
無表情で話してみて、次に、笑顔を作って話してみてください。
不思議なことに声のトーン、明るさ、柔らかさまで変化します。
話す内容が幾ら良くても、伝え方やその声に問題があると、マイナスイメージを与えてしまい、とても損をしてしまいます。
日本の総理大臣は「威厳」や「信頼」「安心」といった印象を我々国民に与えなくてはいけないため、“話し方”や“声”という武器を、アメリカ大統領のように訓練によってもっと磨けば、更に自身の思いや政策も伝わりやすくなるはずです。
それにはやはり、何をおいても「発声」からですね!
しっかり発声を身に付ければ自由自在に話せます。
それぞれの歴代総理の声、話し方から、たくさんの学びがありました。
何かを学んでいただけたら幸いです(^-^)v
オバマ大統領の人心を掴む声の秘訣 ~「Yes、we can!」リーダーシップを取る声の出し方~
第44代アメリカ大統領であるオバマさんの堂々たる演説やスピーチからは、いつでもパワフルさ、威厳や安定感を感じますね。
世界が注目するアメリカ大統領は、日々あらゆる場面で演説やスピーチをしています。国民は大統領の話すその「言葉」や「声」に様々な印象を持ち、それが人気や支持率に大きく影響を与えています。
オバマ大統領を一躍有名にした『Yes、we can』という言葉はシンプルでわかりやすく経済危機で混乱する人々の心を見事なまでに掴みました。
そして、何といっても心に残るのが、やはりあの
声の良さです!
ではオバマ大統領の演説から声を分析してみると・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=vp1iCIl4xVc
(参考演説)
○ 音程が一定に保たれている
○ 話しにテンポがある
○ 間(ポーズ)の取り方が絶妙
○ 声の響きに太さと弾力がある
○ 低音の声の響きが美しい
○ 深い呼吸で発声をささえることが出来ている
○ 口がしっかり開いている
などが上げられ、
声から「威厳」「説得力」「安心感」「信頼」といったキーワードが感じられます。
そして、特に、ここは強調したい!というところは、自然とクレッシェンド(だんだん強く)になり力強い声になっています。
それは、お腹の丹田辺りでしっかりと支え、発声ができているからなんです。
身体の動きとそれにあわせて出てくる声に、リズムとテンポがあり、より伝わりやすい表現がなされています。
『Yes we can』のように、繰り返し伝える明解なフレーズ、人の心に伝わる巧みな話術のノウハウは、ビジネスにおける会議やプレゼンなど様々なシーンで応用できます。
大統領は演説のクオリティーを高めるため、また心に届く声を出すため、日頃からボイストレーニングを受けていらっしゃるんですよ。
声の出し方、発声をトレーニングしていくと、どなたでも今より遥かに良い声が出せるようになります。
自分でもこんな声が出せたんだ、と驚くほどに・・・・・
説得力ある声を身に付けて様々なビジネスシーンで活躍の場を広げていきませんか。(*^ー^)ノ
2009年賞金王・石川遼の成功の秘訣~スーパー18歳の声の出し方~
今や国民的ヒーローとして誰からも愛されるトップゴルファー、石川遼君。
16歳でプロを宣言してから17歳でマスターズ出場を果たし、なんと18歳で日本プロゴルフツアーの賞金王に輝いたことは誰もがご存知ですよね。
そんな魅力あふれる石川遼君が誰からも愛される理由とは・・・
ゴルファーとしての活躍はもちろん、
爽やかな笑顔、品格ある立ち居振る舞い、言葉にしたことを実現していく姿勢、
そして何より、インタビューなどから見られる
「言葉の使い方」
「話し方」
「声」
にこそ、その理由があるように思います。
ハニカミ王子と呼ばれることがめっきり少なくなっているのも、それらのことが物語っていますね。
遼君の最大の魅力は何と言ってもその「声」にもあります。
分析してみると・・・・
○声に響きがある
○滑舌(かつぜつ)良い
○サ行やカ行が綺麗に発音されている
○低音の響きが心地良い
○語尾が伸びず、言葉の歯切れが良い
○自然な発声が出来ている
○メリハリがあり明瞭
○話にテンポがある
等というようなことが上げられます。
これらの事は、声の出し方の基本である「発声」が出来ている、ということがわかります。
つまり、声を出す時に口元だけで話しているのではなく、息を吸ったときに自然と腹式呼吸になり腹部丹田の辺りから発声していると言うことです。
インタビューの時、遼君は話の終わりに「ありがとうございました!」と締めくくりますが、
その時の声は、明らかにお腹から声が出ています。
話すとき、聞く人に好印象を持ってもらう声を出すには、やはり、「発声」が大事ですね。
これは何も難しいことではありません。
訓練次第で誰もが魅力的な声に変身できます!
人前で話すことだけではなく、普段の会話や、仕事でも必ず人とかかわりを持って仕事をしますので自分の声や話し方で遼君のように好感度をUPできれば素敵ですね。
声が変われば姿勢や歩き方、表情などまで変わります。
声を進化させて、更に人生を楽しみたいものですね!
何故か「購買意欲が高まる声」の秘密!
何か買物をしている時に、買う気はなかったけど店員さんの説明する“声”につられて買っちゃった!なんてことありませんか?
何とも心地良い声を聞くうちに購買意欲を駆り立てられる・・・
「心地良いと感じさせる声」、
「購買意欲が高まる声」
とはどんな声なのでしょうか?
良く言われているのが最初の記事でもお伝えした 1/fのゆらぎを持つ声です。
それから「倍音」が多い声。
1/fのゆらぎの声を持っている人は何万人に一人とか言われていますが、”倍音”は訓練である程度出るようになるんです!
倍音とは基本となる音の周波数の倍の周波数を持つ音です。ピアノのドの音を引けば、倍音は1オクターブ高いドの音になります。
つまり、周波数を完全に2倍すると1オクターブ上がるということになります。
一般的に、人は、この「倍音 」の多く含まれている声を好むとされているんです。
このように買物をしている時などに、店員さんの「暗~く、ぼやけた、こもった声」より
「ハキハキとした、明るい、通る声」で話される方が聞いていて気持ちいいですよね。
人間はすごく高い倍音 (高周波)が適度に含まれている声を聞くと快感を感じるそうです(^-^)v
倍音の多い声で心地良くなってもらって購買意欲を高めてもらえるとすると、訓練のしがいがありますね!
自分は声には自信がない、という方も訓練次第でいくらでも良い声に変わります。
秘められた可能性を信じて下さいね!
聞くだけでリラックス効果を与える「声」の威力
町の○○医院(病院)に行くと、待合室には具合の悪い患者さん達が座っていますので、当然、その空気は重苦し~い空間になりがちですが、何故か爽やかな空気が待合室を包んでいることがあります。
そんな空気の中だと待っていてもあまり苦痛を感じないものですね。
何故でしょう?
○流れるBGMが好みだから?
○待合室のインテリアや色が落ち着く?
などというふうに様々な要素が感じ方を左右するでしょうが、
最も大きな要因は、
実は、四六時中聞こえてくる スタッフの発する“声“なんです。
「○○さ~ん、お待たせしました~」「お大事に~」「今日のお薬は・・・・」などのスタッフの声というのは聞こうと思って意識していなくても、勝手に耳に入ってくるのです。
実はその“声”がくせ者です。
「聴いていて心地良いと感じる声」と、「心地悪い声」ってありますよね。
話している声でも、歌う声でも、その違いがどこから来てるかってご存知ですか?
もちろん、生まれ持った声質、というのはありますけど、それが生来のものであれば心地悪い、感じ悪いということはないと思います。
では、人間関係にさえ影響を与えてしまう「心地悪い声」とは?
○悪気はなくともキツク、鋭く聞こえる声、険のある声。(怒鳴り声もあまり聞きたくないですよね^‐^;)
○声に力がなく細く弱々しい声、聞き返されることの多い声。
○「あたしぃ~、~でぇ~」とやたら語尾が伸びて母音をこねくり回す幼稚な声。
○ヒステリーっぽいキンキンした声、「あ~っはっは」と大声で笑う声のように場の雰囲気を破壊する下品な声。
だと言われています。
声の印象は累積します。
良い声を聞いて聞かせていると心地良く関係性も良くなり悪い声を聞かせているとどんどん悪化するのです。
良い声が院内、店内に飛び交っていると、またそこに来たくなるのです。
つまり、リピーターがあるということです。
もし、病院の患者様や店舗のお客様に「心地悪い声」を聞かせていては大変!
患者様もお客様も減少の一途を辿りかねませんね。
それでは、患者様やお客様を「心地良いと感じさせる声」とはどのようなものでしょう。
次回に続く・・・。


