玉田です
今回は原点回帰、介護をする人・介護者に言いたいことを書きます
まずは、現在誰かを介護している人たちへです
介護保険など公的なサービスを上手に使いましょう
国の世話にはならん!って気持ちも大事かもしれませんが、税金払っている訳ですし、使えるものは使って少しでも心身や経済的な負担を減らしてほしいと思います。
賛否はありますが、介護保険制度(サービス)はよく出来ていて、しかも1割(収入によって2割か3割)と安く使える制度だとケアマネジャーの私は思います。
※ただし、介護保険制度を使えば全ての問題を解決できると言う訳ではありません。
不満や疑問があれば相談しましょう
不満や疑問を持ちながら介護(生活)するにはストレスになります。
ストレスは毒です。毒は体を蝕みます。
すぐに誰かに相談しましょう!
介護保険を使っていたら、担当のケアマネジャーでも良いですし、担当のケアマネジャーに不満があるなら、ケアマネジャーの所属する事業所の管理者でも良いですし、行政(役所の介護保険課)や地域包括支援センターでも良いです。
また、被介護者(介護される人)のことだけでなく、介護者に関する相談(介護で心身ともに限界だ等)でも構いません。
人任せでなく、積極的に知る努力もしましょう
ケアマネジャーであったり、介護事業所にお任せすることは良いと思います。
ただ、残念ながらケアマネジャーや介護事業所のレベル(質)は様々です。
それらの質の低さが原因で不利益を被っている場合や、介護事業所の都合の良いようにされている(囲い込みなど)場合もあります。
介護保険の制度など積極的に知る努力をし、時には“モノを言う”介護者になりましょう。
次は近い将来、誰かを介護する人たちへです
被介護者の死生観や介護観を確認しておきましょう
近い将来、誰かを介護する人には、被介護者の死生観や介護観を確認しておくことを絶対にお勧めします。
死生観や介護観って聞いたら難しいかもしれませんが、分かりやすく言うと
どこで死にたいか?家?病院?
延命治療はどこまでする?
介護施設に入りたいか?
老後の介護や医療に使えるお金は何円あるか?
などです。最近の言葉で言うと終活の一つかもしれません。
多くの人は、このような確認(話し合い)をすることなく、介護が始まりますが、このような話し合い(確認)をしていなかった為に苦労する介護者を多く見てきました。
中には親族間の騒動や裁判になったケースもあります。
こういう話をしようと言うと、嫌がる人もいるとは思いますが、将来の介護者の負担を減らす為にもお勧めします。
ケアマネジャー的にも、方針が決まっていない(定まっていない)人に対する支援が一番大変です。
勿論、一回の話し合いで終わることはないと思いますし、何回話し合っても明確な答えは出ないかもしれません。
ただ、それも後々に(介護が始まれば)意味あるものになりますので!
以前に書いた記事を参考にしてほしいです
他にも良い記事たくさんあるので(笑)読んでくださいね
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