徳島:オフィススタイル建築設計事務所 ~crea 原価が見える個別発注~

徳島:オフィススタイル建築設計事務所 ~crea 原価が見える個別発注~

「何に、いくら払うか」を透明にする個別発注方式。中間マージンを省き、コストを賢く抑えつつ、理想の住まいを妥協せずに叶えるためのヒントを凝縮してお届けします。家づくりをもっと自由に、もっと楽しく。後悔しない住まいを目指す全ての方に届けたい。

徳島のオフィススタイル建築設計事務所です。あなたのスタイルで空間を創造しますという意味で名付けました。中間マージンの無い、工事価格を丸見えにする個別発注方式を取り入れ、施工マネジメントも行っています。


マガジンランド社の「うさぎと暮らす」No.41で うさぎ建築士、凛太郎として登場しています。





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皆さん、こんにちは。 小川 です。

「両親も高齢になってきたし、そろそろ実家に戻って同居しようか迷っている」 

「徳島にある実家、土地は広いけど家が古くて……。二世帯住宅にリフォーム、リノベーションはできないだろうか」

 

そんな相談がありました。新築も良いですが、「実家リノベーション」には新築にはない味わいと、賢い予算の使い方が存在します。 しかし、安易に「リフォーム屋さん」にお願いするのは少し待ってください。実は建築基準法改正により、大規模なリノベーションのハードルが上がっていることをご存知でしょうか?

 

今回は、徳島での「二世帯リノベーション × 個別発注」という選択肢について、建築家であり現場も知る私の視点でお話しします。

 

 


 

実家に戻るタイミング。それは「子どもの入学」や「親の定年」など様々ですが、一番大切なのは「家という器(うつわ)」をどう継承するかです。

 

昔ながらの徳島の家は、立派な木材を使っていることが多く、それを壊して新築するのはもったいないと考える親世代は多いです。でも、そのままでは寒くて暗い。屋根も重く自身も心配。 そこで私が提案したいのが、「構造という骨格は活かし、中身を劇的に変える」個別発注リノベーションです。

 


 

1. 知らないと危険!リフォームにも「確認申請」が必要な時代へ

 

まず、少し堅いですが一番重要なお話をします。 2025年(令和7年)4月の建築基準法改正により、これまで「届出不要」で済んでいたような木造2階建てのリフォーム(大規模な修繕・模様替え)でも、「建築確認申請」が必要になるケースが大幅に増えました(4号特例の縮小)。

つまり、ただ壁紙を張り替えるだけなら良いのですが、

 

  • 「間取りを大きく変えてLDKを広げる」

  • 「階段の位置を変える」

  • 「断熱改修で壁をいじる」

  • 「二階の和室をすべて洋室に変える」

 

といった、二世帯住宅化で必須となる工事には、新築同様に建築士による建築確認申請が求められるようになったのです。

「現場の勘」だけで工事をするリフォーム業者では、この法的ハードルを越えられず、「違法建築」になってしまうリスクがあります。だからこそ、法規と設計のプロである建築家が、最初から計画に関わることが不可欠なのです。

 

 


 

2. リノベーションこそ「個別発注」が最強である理由

 

リノベーションの現場は、壁を剥がしてみないと分からない「想定外」の連続です。 「開けてみたら柱がシロアリに食われていた」「筋交(すじか)いが足りなかった」なんてことは日常茶飯事。

ここで、一般的な一括発注(工務店パック料金など)だとどうなるか? 「想定外の追加工事費」として高額な請求が来るか、見えない部分で帳尻を合わせられてしまう恐れがあります。

一方、私が推奨する、個別発注(直営方式)なら、予算配分を柔軟に変えられます。

 

  • 想定外: 「床下の補強に予想より20万円かかった」

  • 調整: 「じゃあ、子供部屋の床材のグレードを少し下げよう。でも、リビングの樹脂モルタルの壁だけは譲れないから、お客様と一緒にDIYで費用を浮かせましょう」

 

このように、現場の状況に合わせて「どこにお金をかけ、どこを削るか」を、建築家と職人とお施主様が膝を突き合わせて決められる。これが、複雑なリノベ現場を成功させる唯一の鍵です。

 

 


 

3. 古い家に「新しい陰影」を刻む

 

実家のリノベーションで私が最も大切にしているのは、「古い記憶」と「新しい素材」の融合です。

昔の家は、窓が大きく寒いけれど、光の入り方は計算されています。 その光を、現代の断熱サッシで快適にしつつ、内壁には私の得意な漆喰や樹脂モルタルを使います。

 

  • 古材の梁(はり) × 樹脂モルタル: 何十年も家を支えてきた大きな梁と、無機質でマットな樹脂モルタルのグレー。このコントラストは、新築では絶対に出せない「色気」を生みます。昔の入母屋住宅のような大きな梁は今では入手すら困難なのです。

  • 印影を楽しむ: 二世帯住宅では、親世帯と子世帯の生活リズムが違います。そういうポイントはゾーニングや防音対策を施し、親世帯が静かに過ごす空間を創り、漆喰の凹凸が照明で浮かび上がるような、落ち着いた陰影をもデザインします。

  • 断熱性能を上げる:窓の断熱性能を上げることで、今までと劇的に違う快適性を手に入れることも可能となります。光熱費の削減にもつながります。生活そのものをデザインするのが私たちのリノベーションです。

 

 

まとめ:実家は「直す」のではなく「受け継いで、磨く」

 

法改正により、リノベーションは「誰でもできる工事」ではなくなりました。 構造計算、断熱計算、そして確認申請。これらをクリアした上で、さらに美観と予算をコントロールする。

 

それには、設計スキル(頭脳)と、現場マネジメントスキル(足腰)、そして時には自ら手を動かすDIY精神(情熱)を持ったパートナーが必要です。

 

徳島のご実家を、ただの「古い家」から、家族の歴史と現代の美意識が交差する「世界に一つの邸宅」へ。 個別発注という選択肢で、賢くリノベーションしてみませんか?

 

 



「実家の図面なんて残ってないけど、大丈夫?」 「まずは今の家の耐震性が心配……」 そんな疑問をお持ちの方、まずは現地調査から始めましょう。私が直接伺い、柱一本からチェックします。

 


 

 

オフィススタイル建築設計事務所

【今日の一言】


私の実家も入母屋住宅です。使わなくなった応接室と和室をリノベーションして、広いリビング空間を作りました。20年前、30年前の生活スタイルと今では変わっています。今の生活に合わせて変貌させることで、これからも継承を続ける住まいとして使い続けることができます。


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