企業、組織等において、上司等から自身の担当している仕事について尋ねられると、説明、釈明の時間が長い人がおられます。
これは、癖なのでしょうか?
私が考えるには、おそらく、上の者から尋ねられる
それは、自分が責められていると感じる感覚を
お持ちなのではないでしょうか。
自分が責められていると感じると、自己弁護が高くなり
自分が責められないようにと、説明、釈明の時間が長くなるのです。
結局は長すぎた説明、釈明のために、何を言っているのか分からないとなってしまう可能性が高いので注意しましょう。
さて、説明、釈明の長い人の、さらなる心理的背景です。
そこには、子供時の体験があるように思えます。
とくに、親子関係。
子供時、親よりミスや間違いを、責められ続けられた、怒られ続られた体験のある方は、
責められること、怒られることに対して、不安が強く、過敏になっています。
その、植え付けられた、不安が、上司等(上の立ち位置のある者)から、質問、確認等をされた時、過敏に反応してしまい、
責められないように、怒られないようにと、自己保身から、釈明、説明が長くなるのです。
「私は悪くありません」。
「責めないでください」。