先日永住権のことで相談がありました。
恐らく相談だけで、依頼にはならないのではと思いますが。
永住権申請には幾つか要件があります。
その要件があれば、永住権を取得できるのではなく、
申請できるというものです。
申請できて初めて審査されるわけです。
相談なので、あまり細かく聞いていませんが、
要件は満たしていそうでした。
永住権には理由書が必要なので
なぜ永住権を取りたいのですかと尋ねたところ、
「今回のコロナで収入が激減している。
解雇はされない感じだが不安でしょうがない。
永住権をとれば、副職が可能になるから。」
とのことでした。
確かにそうですよね。
今回のコロナ禍、
去年は経営者に直撃しましたが、
今は被雇用者に影響が広がっています。
いつ解雇されるかわかりません。
不安なのは日本人だけじゃありません。
別の話ですが、
「政府は週休三日で副職を認める社会に」みたいなことを言っていますが、日本に居る外国人被雇用者も同じなのでしょうか?
そこまで考えていないと思うんですよね。
外国人が日本で働く為には、
在留ビザに認められた事しかできません。
それは日本人の雇用を守るためです。
しかし、今は日本人の労働力が不足してきているのですから、
もう少し間口を広げてもいいのではないかと思います。
ただ、外国人労働者=安い労働力と考えている経営者がいるのは確かで、私はそれには賛成できませんが。