4月は悲惨な訃報があいつぎ、茫然として時間が経過してしまいました。

それでも、生きていくためには、ルーティンの仕事を最低限こなさなければなりません。

 

3月21日から始めたテレビ体操は、今朝まで一日も欠かさずに続けています。

27年続いているパートナーが3月末で、仕事を完全にリタイアし、家にいるので、なるべく出かけるようにしています。

 

これまで殆どブログ等で触れることもなく書いてきませんでしたが、辛い気持ちで上京し、これまで生きてこれたのは、大分県日田市出身の歌手である「山崎ハコ」さんのおかげであると今も感謝し改めて告白します。

 

このアーティストに出会ったのは、15歳の時に偶然、妹と一緒に聞いていたラジオの番組でした。雷に打たれるような衝撃を受けたことを今でも覚えています。

 

これまで、世界中の様々なジャンルの音楽も聴いてきましたが、私の心の奥底に響いたアーティストでした。

28歳の時に、妹も働いていた音楽業界へ足を踏み入れたのも、彼女の影響でした。やはり、家族や友達、或いは文学や政治の力で、人を救うことは、難しいと感じています。宗教はある程度人を助けますが、その逆に酷い目にあう可能性もあります。

 

51歳の時に、横浜で働く話が来た時は、運命かもしれないと飛びついてしまいました。彼女が故郷から引っ越して育った場所だったからです。横浜では、信じられないような辛い経験もしましたが、素晴らしい出会いもありました。夢のような時間でした。

 

大学時代に自主製作の映画の製作で知り合った印象的な役者さんに「山崎ハコ天」さんがいました。今どうされているでしょう。

「山崎ハコ」さんは、私が働いていた会社に、その後短期間ですが、所属されたこともありました。嬉しいことでした。

 

現在は、殆ど違うジャンルの音楽を聴いているのですが、一般的にYouTubeでも音楽の再生階数は桁違いなので、改めて音楽の力を感じています。絶望した時や、死にたくなった時に、何よりも特効薬になるのかもしれません。

 

「山崎ハコ」さんの楽曲で好きな作品の一つに「道を探せ」があります。友人の中島みゆきさんがコーラスで参加しています。

 4月は魔の月でした。お世話していた人が認知症になり、大学時代に交際した人と、友達関係も解消することになりました。

 我慢強くなったはずですが、色々と辛いことばかりあって気が滅入ります。秋に、また旅行に出ることにしました。

 

今日は、YouTubeの番組を見ていて、彼女に最も影響を与えたアーティストがイングランド出身のロックバンド「pink floyd」だと知って納得しました。私も学生時代によく聞いていたんです。

 

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ひと昔前とすっかり変わった、この街かどで

 

途方に暮れた小鳥みたいに、立ちすくんでいる

 

ここから飛び出し、でていった者は裏切り者か

 

じっとしていては、駄目だといつも言ったじゃないか

 

わたしを過去に閉じ込めたまま、眺めていたくせに

 

 

道を探せ

 

宙に浮いた鳥

 

道を探せ

 

きっと探すさ

 

 

ひと昔前とすっかり変わった ねえ貴方

 

わたしだけは、置いてきぼりにしたかったらしい

 

人はみんな四方八方、指さして笑う

 

こうなりゃ最後、頼るものは自分ひとりだ

 

ひと昔前の自分も一緒だ、安心してくれ

 

 

道を探せ

 

引き返すもんか

 

道を探せ

 

過去に戻れない

 

 

変わってしまった、誰もそれを止められはしない

 

時は今も、勝手な方へ進んでいるんだ

 

変わった貴方を、恨むもんかね、だから恨まないで

 

籠の中で枯れていくほど、怖いものはない

 

外にでれば、怪我はしても枯れたりはしない

 

 

道を探せ

 

引き返えさない

 

道を探せ

 

引き返えさない

 

道を探せ

 

引き返えさない

 

道を探せ

 

きっと探すさ