こんばんは。

イベント企画制作会社の射長!?(社長)です。



今日はイベント制作に関するお話です。


【イベントBIBLE(制作編)No.15】
イベントBIBLE

『出演者が持ち込む音源の確認について・・・』


すっかり秋になりましたが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

昨日の名古屋市内は、毎年行われる「名古屋まつり」が開催され、
市内の中心部で英傑行列など数々の催し物が行われました。

また、
関連行事も各地で開催され、どのイベントも市民や区民参加型の企画ばかりでした。

そんな中
弊社も各イベントをお手伝いさせていただき、
ステージ進行や音響業務など一般の区民の方々といっしょになってイベントを運営させていただきました。

そこで
このように一般の方々が出演する際に、確認しなければならない重要なことがあります。

それは・・・


↓↓↓

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【重要】出演者が持ち込む音源や楽器の確認事項
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私がイベント会社を立ち上げた頃は、
ステージ上で再生する音源といえば、カセットテープしかありませんでした。

その少し後に、CDが登場し、
イベント現場に持ち込む再生機器としては、2種類を用意するようになりました。

その後、更に
MDが登場しました。

よって
最近では、再生機器は3種類は必要となりました。

カセットテープはほとんど使用することはなくなりましたが、
市民参加の民謡民踊や盆踊りなどの場合は、まだまだカセットテープを持ち込まれる場合があります。


また
最近急速に増えてきたのが
出演者の方がipodを持ち込み、ミキサーに入力してスピーカーより音を出力する。
(パフォーマーの方に多いケース・・・)

このように
最近は様々な入力ソースが増えてきたので
当日現場でのトラブルを避けるために音源内容だけでなく、
その他にも確認が必要な項目があります。


1.カセットテープの場合
  特に問題はありませんが、一般の方が録音した場合、録音レベルが低い場合があります。
  録音レベルが低いと、本番で再生時にも音量が低い場合がある。

2.CDの場合
  市販のCDの場合は問題ありませんが、
  一般の方が録音したCDの場合、パソコンなどでコピーした際の状況によって
  CDデッキで再生できない場合もあります。(本当に稀に・・・)

3.MDの場合
  MDの場合は、録音の際に、ノーマル録音とLP録音の2種類の方法がございます。
  一般家庭用のMDコンポ等では、LP録音の方がより長く録音できるので
  LP方式で録音されるケースが多いようです。
  しかし、業務用の機器の場合は、LP対応の機種はまだまだ少ないので
  LP録音のMDの場合は再生ができない場合がございます。

その他、
インプット関係として

キーボードの入力や、楽器アンプとの接続、ipodとの接続など
入力口の形状の確認を怠ると、現場で接続ができないという非常事態が発生します。

以上のように、
音響関係の打合せや確認において、音源の種類や接続物の種類を聞くだけでなく、
録音形式や機器の形状などを十分に確認しないと
イベント本番時に大慌てとなります。


このような問題は、
一般の出演者の方では気が付かないことが多いので、
プロとしてイベント業者及び音響担当者の方から、
一般の方にもわかるような言葉で確認をすることがベストだと言えます。

イベントに携わる皆さんは気をつけて下さいね!




※追伸

今月は市民参加や区民参加出演のイベントやお祭りのお仕事が多いので
このような確認作業が大変多い月でもあります。

尚、我社では、
常に様々な状況を想定して、各種接続コードや変換プラグなどを準備して
イベント現場に入るよう心がけています!



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