こんばんは。

厚着をしたら今日はポカポカ陽気・・・!?暑かったイベント企画制作会社の射長!?(社長)です。



広告代理店のご担当者とお話をすると、最近の経済危機の影響による広告費の縮小が心配なようです。

広告費の縮小となると、イベントも同様です。



こうなると、イベントの重要性や効果なども一層厳しい視線で採用基準が厳しくなります。




【イベントBIBLE(制作編)No.8】
イベントBIBLE

『フロントエンドというイベントの考え方』




‘フロントエンド’とは、フロントエンド商品ともいい、マーケティング用語で、試供品や小冊子などの集客や導入のきっかけにあたる商品です。


この部分は、無料であったり気軽さが必要です。



それは何故か



それは、本来購入していただきたい商品へ導くため、敷居を低くして入りやすくするためです。

本来購入していただきたい商品を‘バックエンド’と言います。



‘フロントエンド’で集客

 ↓

体験・理解・納得・・・

 ↓

'バックエンド’



販促イベントの場合は、‘フロントエンド’になることが多いのです。



販促関連の場合はイベントの費用対効果は重要視されます。



イベントを企画及び制作する上で、この‘フロントエンド’というポジションをしっかり認識しなくてはいけません。



例えば、



住宅販売や自動車販売の場合



‘フロントエンド’としてイベントで集客

 ↓

アプローチ

 ↓

‘バックエンド’につなげる



この流れを把握していれば、イベントの制作内容もしっかり方向が定まります。




また



違った視点から考えると、大型百貨店は‘フロントエンド’のイベントを効果的に使っているのがわかります。



何故、百貨店の催事場は最上階にあるのか知ってますか?



人はお目当ての商品が無いと、上へ上がって散策することが少ないそうです。



そこで



集客効果のあるイベントを最上階で行う事により、その後は徐々に階を降りてもらい、いづれかの階で何かを購入(‘バックエンド’)してもらう作戦です。





似たケースでは、住宅展示場も挙げられます。



‘フロントエンド’としてイベントを会場の一番奥で開催することにより、普段入りにくい会場内に気軽に入っていただき、イベントで楽しんで開放的な気分になった所で営業マンがアプローチして、'バックエンド’に結びつけています。



このように、開催イベントのポジションを理解することにより、制作していく上で、レイアウトや内容が必然と決まってきます。



今の時代は、‘フロントエンド’のイベントは、費用対効果が求められますので、はじめの企画段階から間違えないよう注意が必要です。




今回のお話に類似して‘イベントの目的’をテーマにした企画のお話しとして

【イベントBIBLE(企画編)3章 / イベント開催の目的は?】
http://ameblo.jp/office-project-walk/entry-10053272772.html

も参考にして下さい。




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