こんにちは。
イベント企画制作会社の射長!?(社長)です。
この時期多種多様のイベント現場ありますが、私射長!?は必然的にステージ関係の現場に行くことが多いのです。
そこで本日は、ステージ関係から見るイベント制作のお話しです。
『イベント会場の音の演出について』
ステージに設置された音響機材から流れる音楽について皆さんはどれだけ拘っていますか?
私達は、ステージ進行と音響業務を請け負う際には、この音楽ソースの部分にはかなり拘ります。
ご依頼主である、主催者や広告代理店のご担当者様は、意外とこの部分には指示が無いことが多いように思われます。
イベントの種類を問わず、この音楽ソース部分は、イベントの演出効果として重要な役割を果たしています。
私達が用意する音の一例として、
「イベント会場全体のBGM」
イベントの趣旨、来場者の層によってBGMの選曲が必要です。
例えば、式典等の場合は、シックな高貴なBGMを。お子様が多いイベントならかわいい曲など、状況に応じたBGMを選曲することで、来場者のテンションが変わります。
「司会者登壇の音」
イベントスタートのキッカケを表現し、来場者にも今から始まる期待感をもたせます。
「出演者登壇の音」
表彰式などの場合は、名誉ある登壇シーンにあわせて、優美な音をあわせることにより、気品感を引き立てます。
「大抽選会などの参加型イベントのBGM」
司会者が進行する抽選会は、商品内容や状況に応じてPOPなサウンドで来場者のテンションを掻き立てます。
その他、企業運動会などのシーンにおいては、
「入場行進」「競技シーン」など、各シーンにあったBGMを流すことにより、競技出場者も応援者もテンションが上がり、運動会全体が盛り上がります。
イベントシーンと音楽があっていないと、なんだかギコチナイ雰囲気が出てしまい、盛り上がりに欠けることもあります。
また、無難にフュージョン系のBGMを終日使用した場合、結果的には無難に終えることは出来るかもしれませんが、メリハリがなく感動や印象、更に思い出に残るイベントにはなり辛いと思います。
尚、作戦として、会場の状況を変えるために、あえて理想とする雰囲気に来場者のテンションを誘導するためにBGMを使って演出する場合もございます。
実際にこの音による効果はかなり高いのですが、これは実際に会場内で体験しなければ感じ取ることができません。
私達は経験により、開催するイベントの雰囲気を想定して、様々なBGMを選曲して用意します。
(社内には、BGMやSEなど多数のライブラリーがございます。)
イベントシーンでBGMや音は主役ではなく、裏方ですが、‘縁の下の力持ち’的存在なのです。
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