現場明けの月曜日は苦痛!?の
イベント企画制作会社の射長!?(社長)です。
2月にプレゼンした企画に対する結果が続々と返ってきます。
‘決定’の企画もあれば‘不採用’の企画もございます。
いつも精一杯知恵を絞ってプランニングしているため、‘不採用’の時は落ち込みます。
特に、‘不採用要因’がわからないまま、「今回は他社の企画で決まりました」っと一言だけの場合は変な気分です。
『誰にウケル企画を考えるの・・・!?』
イベントを企画する際は、まずは開催目的を明確にする必要がございます。
※第3章で掲載
http://ameblo.jp/office-project-walk/entry-10053272772.html
しかし現実には、主催者のイベントを直接担当される方の好みにもしっかり把握する必要がございます。
我々のようなイベント制作会社の場合は、企画の対象者と目的がいくつも出てきてしまいます。
例えば以下のような企画の対象者が考えられます。
■対象1.我社にご相談いただいた広告代理店の担当者
⇒ 直接我社と契約するため、我々にとって一番逆らえない方々となります。
■対象2.スポンサー(イベントの主催者)の担当者
⇒ 当然この方がイベントを開催しなければ話が始まらないので最も重要となります。
■対象3.イベントに来場(参加)する方
⇒ 参加者が興味を持って来場しなければ主催者の目的は達成されません。
上記のような対象者を意識しながら様々なことが・・・!?
当然、3の参加者にウケル企画で前提ですが、1と2の間で方向性が違っていると、企画は全く別の方向へ進んでしまいます。
(意外とよくあるケースです)
行政主催のイベント(お祭り)の企画コンペの場合、コンペに参加する広告代理店は、例年とは異なるインパクトある斬新な企画の提案を我社に求めてきます。(あくまで一例です)
しかし、主催者である役所の担当者は、行政のルールにしたがって各社に提案を求めているだけであって、あえて新しいことを取り入れてリスクを背負うことを嫌う方も多いように思います。
こうなると広告代理店の担当者の熱意に合わせて練りに練ったユニークな企画は、当然不採用となrってしまいます。
(イベントの参加者の立場から見てもユニークな企画だったとしてもNGになる)
また、参加者の立場から考えて、少し主催者の独りよがり的に思える企画でも、主催者の担当者がOKならば、その企画は採用されて実施されることになります。
私たちはイベントをビジネスとしている以上、芸術家や映画や芝居の演出家とは少し違います。
良いものを創るという志は同じでも、我々は常に妥協している部分も多々あります。
すると
「誰にウケル企画を考えればよいのか・・・?」
という壁にぶち当たります。
イベントビジネスにおいて、企画が採用されて実施されなければ売り上げになりません。
と言うことは
~確かなキーマンを見つけて、確かな情報を入手して、企画を立てる~
少し企画に対する夢が無い話ですが、こんな一面もあるということをお伝えしました。
(でもいつも夢みたいな話をしながら社内では企画を考えてますよ・・・)